お魚軍団Fischer's =2

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〜YOU.SIDE〜



今私の目の前に立ちはだかる建物。


｢とうとう来ちゃった…｣


私は今Fischer'sが所属している事務所、uuumに来ている。

元々地方民の私としては建物が大きすぎて訳わかんない。

今日は用事があってきたんだ。シルク達もいるみたいだから安心。




｢シルク!!｣


ｼﾙ｢あ、A!｣


ﾀﾞﾎ｢Aちゃん久しぶり〜!よくここまで来れたね!!｣




そう、これまで少しずつ『狐』として動画にお面をつけて参加していたものが、両親やFischer'sのメンバーと話し合って顔を出すことに決めたのだ。

そして、Fischer'sのメンバーとまではいかないのかもしれないけど、臨時要員として参加しようと思うという事を社長にも言おうってなって。

シルクとダホ君についてきてもらいました。



ｼﾙ｢何ガチガチになってんだ(笑)｣


ﾀﾞﾎ｢大丈夫だよ!!そんな堅苦しい話じゃないんだから(笑)｣


2人は大丈夫と私を励ましてくれるけど、正直汗が止まらない。

緊張し過ぎて心臓止まりそう。


ｼﾙ｢これから、動画を通してそのあがり症治していけばいい。俺らは一緒にいるから。｣


深呼吸をして私はそっと社長室のドアにノックをした。

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