【ヒプノシスマイク】俺のに触んな【碧棺左馬刻】

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Aside





｢じゃ、お疲れ様です｣

｢お疲れー｣





仕事を終えた私はいつもの通り外に行くと、相変わらず目立つ左馬刻さんの姿があった


前と比べると取り巻く女の子達の人数も若干減ったが、やはりまだかなり多い


そんな女の子達の話に耳にも貸さず、壁にもたりかかって腕を組んでいた


あの中に突撃する勇気は持ち合わせていないけど、左馬刻さんが気づいてくれ来てくれるのがいつものパターンだ


今日も例外ではなくてすぐに気づいてくれて女の子達をかきわけてこちらに来てくれた





｢ん、お疲れ｣

｢いつもありがとうございます｣

｢別にいいって言ってんだろ｣




くしゃりと頭を撫でてくれた左馬刻さん


その手つきは相変わらず優しい


いつもみたいに歩いていると聞こえてきた黄色い声


また左馬刻さんへの声かな……なんて思ってたのだが、どうも違うらしい


チラリと右側を見ていると人だかり


女の子達がどうしてあんなにも集まっているのかわからない





｢何かあったんですかね？｣

｢さあな……ん？｣

｢どうかしましたか？｣

｢……いや、多分見間違いだ｣

｢そうですか？｣





そんなことを話しているときだった





｢さーまとき、見っけー！！｣




声と同時に左馬刻さんに突撃した




｢くっ……てめぇ……！｣

｢あはは、ごめんごめん！
やっと見つかったからさ？｣




その正体は、あのeasy Rだった

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