【ヒプノシスマイク】俺のに触んな【碧棺左馬刻】

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高級感のあるお店だから必然的にでてくる料理もそれなりで……




｢……？
どうかしたか？｣

｢い、いえ｣




左馬刻さんは慣れた様子で料理を口に運んでいく


その手つきはあの左馬刻さんからは想像がつかないぐらいに丁寧だった


やっぱり仕事上こういう所に来ることがあるのかもしれない


少しだけ身分の差……ではないけど、壁を感じてしまう


きっとこれだけ綺麗な顔をしていたら女の子にも困らなかっただろうし……


大事にされていることはわかっているけど、世の中には私よりも可愛い子や美人な人はたくさんいるわけで……


せっかく左馬刻さんと食事をしているのにこんな気持ちになる自分が嫌になる





｢A｣

｢はい？｣

｢なんかあったのか？｣

｢え？｣





そんなに顔に出ていたのか


さっき言われたばっかなのに、学習能力無さすぎないか、私





｢何もないですよ
大丈夫です｣

｢……そうか｣




心配かけてしまい、申し訳なくなる


せっかくこんなお店来たんだし


味わって食べようと考えるものの、やはり変に考えてしまう


切り替えなきゃ、と心の中で呟きながら料理を口に運んだ

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