最小年齢卒業生最強料理人！！【食戟のソーマ】【四宮小次郎】

二十三食目 ページ26

日向子「四宮先輩!!」


　
四宮「なんだよ日向子」

　

日向子「真面目な話があるんです。…正直に答えてください。A先輩のこと好きなんですよね?」
　


四宮「…」

　

日向子「…」

　

四宮「そんなの…」
　


日向子「私に関係がなくてもA先輩に関係があるんです!」


　
四宮「…」

　

日向子「…四宮先輩は…好きでもない人にキスしたりしませんよね?」

　

四宮「てめぇ…見てたな!!」

　

日向子「はぅあ!?…そうですよ!見てましたよ!ついでに水原先輩たちと一緒に!」


　
四宮「あいつらもかよ…」
　


日向子「…そうですよね?今日で最後なんですよ?一緒にいられるの。四宮先輩は終わったらすぐにフランスに行ってしまうんでしょ?もう来年まで会えなくなってしまうかもしれませんよ!?
四宮先輩はいいとして、A先輩がかわいそうです…」

　

四宮「てめぇな…」
　


日向子「だってそうじゃないですか!期待させるだけさせといて、実は好きじゃありませーんなんて言われたってただ傷つくだけでしょう?」

　

四宮「…あのな、俺が何も考えてないとでも思ってんのか?」

　

日向子「?何を考えてるんですか?」

　

四宮「言わねぇ」
　


日向子「…まぁいいです。A先輩のこと傷つけたら容赦しませんからね!!覚悟しといてくださいよ!四宮先輩!」

　

四宮「…そうだな…覚悟すんのはてめぇの方だ…日向子」

　

日向子「うっ!?ぎゃあああああ!!!!」
　


四宮「なんでてめぇら見てたんだ?厨房でのこと」

　

日向子「ご、ごごごごめんなさいいいいいいいいいいいい!!」

　



　
宴の外の廊下に日向子の叫び声が響いた

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