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『あぁ、鶴丸さん。大倶利伽羅さんのいる所に何処か心当たりありますか？』
鶴「あ、いや……俺は加羅坊達と同じ部屋ではなかったからな。……折れたということを知ったのも光坊が教えてくれたことだ」
『そうですか。なら、どなたか知っている方はいらっしゃいますか？』
鶴「そうだなぁ……。粟田口の連中なら知っているかもしれん。よく一緒に出陣していたと聞いた」
『分かりました。ありがとうございます』
そう言うと、審神者は部屋から出ていこうと襖に手をかける。
鶴「お、おい！」
『なんですか？』
鶴「お前、正気か？さっきも言ったがなんの手がかりもないんだぞ？あてもなければ粟田口の連中が知っているという確証もない」
『はい。わかっていますよ』
鶴「ならなんで……？」
本当に純粋な疑問だ。
人間は俺が欲しいあまりに墓まで掘って俺を手に入れた。
それにレア太刀だからと言ってろくに出陣もさせて貰えなかった。
何故この審神者はここまでする？
どう考えたってこの審神者に利益など無い。
そればかりか命が危険に晒されている。
鶴「お前、死ぬかもしれないんだぞ？」
いいのか？、そう言っても、審神者の答えは変わらない。
『これが私の仕事です。仕事はきちんとします』
そう言って微笑んで今度こそ部屋から出ていった。
燭「あれ、あの子は？」
鶴「……仕事をしに行った」
太「仕事？」
仕事と言うなら、何故そんなにも苦しそうなんだろうか。
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iceblast5(プロフ) - お疲れ様です！続き楽しみに待ってます！お身体ご自愛くださいませ♪ (2018年12月27日 20時) (
レス) id: 69d49e1d20 (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！ (2018年12月2日 1時) (レス) id: 02c33f4747 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！いつも小説楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2018年11月8日 21時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 璃月さん» ありがとうございます...！お互い頑張りましょう！！ (2018年10月22日 23時) (レス) id: 5c9d938f2b (このIDを非表示/違反報告)
璃月 - 素敵な作品ですね！羨ましいです。私も受験生なので、お互い頑張りましょうね！ (2018年10月22日 19時) (レス) id: 069b5fd343 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜餅 | 作成日時：2018年8月7日 21時
