3 ページ3
「ミッツバ〜
今日はミツバが大好きな料理をたぁぁくさん食べさせてあげるわね」
「あら・・・・・・ヨツバ
ありがとう・・・・・・」
・・・・・・・・・ミツバ・・・
また痩せたのか・・・
私や総悟の前では気丈に振舞っているが、
心底辛そうだ
「・・・・・・・・・ヨツバ?」
心配そうに私を覗くミツバ
ここは姉としてミツバに接しないとね・・・・・・
「なんでもないよ
ミツバ
体調はどう?
・・・・・・・・って言ってもいいわけはないわね」
「・・・そんなことないわ
ヨツバの顔を見れただけでも少し楽になったわ」
「・・・・・・・・・そうか・・・・・・・・・
それは良かったよ」
・・・・・・・・・ミツバ
私はなんとでもなる
だから少しでも・・・
ほんの少しでもいい
生き延びてくれ
何としてでも
「・・・ごめんなさいね
ヨツバ」
「・・・・・・何のこと?」
私に謝るということは
・・・・・・どうせろくでもないことなんだろうな
「・・・・・・・・・私よりもヨツバの方が・・・・・・」
ほらまただ
ミツバの方が辛いに決まってるだろ
私は気合でなんとかなる
・・・・・・・・・だからミツバより重症でもこうしてミツバの世話ができる
「・・・・・・ミツバ
馬鹿な考えはよせ
今は病を治すことだけ考えてて・・・」
「・・・・・・・・・うん・・・・・・
ごめんね・・・・・・・・・」
ミツバ・・・・・・
頼むから生きてくれ
総悟たちの面倒は私が見るから・・・・・・
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神無 | 作成日時:2018年7月18日 10時