番外編 �� ��(中原中也side) ページ38
真理が手合わせを申し込んできた。
「なあ中也、今度時間がある時で良いんだけどさ、オレと手合わせして欲しいんだ。 あ、勿論異能力は無しで」
数分前。
俺の部屋に入って来るなり真理はそう言った。
“宵闇”として名を馳せ始めたあいつの周りには様々な噂が立っていた。
数ある噂の中でも真理が体術使いとして優れた才能を秘めている、という話を前々から聞いていた俺は二つ返事でその申し出を受けた。
明日なら大きな任務も無く、書類仕事位しかする事も無い為、時間が取れる。
それを伝えると、真理は心底嬉しそうに顔を輝かせた。
念の為、真理の予定も聞いたが、向こうも同じ様なものらしい。
「って事は、明日の午後だったらオレも中也も空いてるんだな。でも流石に急過ぎるんじゃ……」
「細かい事気にすんじゃねェよ。……次いつ予定が合うかも分からねェんだから。そもそもいきなり押し掛けて来た奴が言う事か？」
「……それもそうか」
「じゃ、明日の午後な！」
その言葉と共にあいつは出て行った。
そして、今に至る。
「……」
明日……か。
手合わせ。
やはり骨のありそうな奴との闘いは心が躍る。
真理と、闘う。
明日の事を思うと、俺の頬は自然と緩むのだった。
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fiest(フィエスト)(プロフ) - 怪盗MOONさん» コメントありがとうございます。不定期更新になっていますが頑張ります！ (2019年12月29日 8時) (
レス) id: 1f83ad1ac9 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗MOON - 怖い！姐さんが怖い！けど面白い！頑張ってください！ (2019年12月28日 19時) (レス) id: a4bcfb41fb (このIDを非表示/違反報告)
fiest(フィエスト)(プロフ) - はらさん» ありがとうございます。外しておきました！ (2018年4月23日 10時) (レス) id: c32790ae98 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外して下さいねー (2018年4月22日 22時) (レス) id: 3032af9fae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fiest(フィエスト) x他1人 | 作成日時：2018年4月22日 21時
