青の時代〜12人の執事〜 2

51.無理しないと決めた日 ページ5

そう言って渉は走って行ってしまった。


次の日


男1『お前、４年の藤ヶ谷か。』

突然呼び止められ立っていたのは渉をいじめてたヤツの兄だった。

太『何の用だよ。』

男1『俺の弟をよくも悪者扱いしてくれたな。』


そう言って取り出した



ハサミ。


俺は慌てて顔を覆った。





刺される！








と思った時


カラン




ハサミが廊下に叩きつけられた。









渉『痛い……っ…。 』


渉が俺の盾になっていた。


渉のTシャツには袖に血が滲んでいた。


太『渉っ！！！』

渉『大丈夫！心配しないで！俺もう、無理しないって決めたから。』

と言って影で見ていたいじめてたヤツを軽く投げ飛ばした。



その時、渉はもう大丈夫。

と思ったけど…


今でも昔のクセが出るんだよな〜

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