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容姿:身長169cm。カラスの羽根のような黒髪は、生まれつきねこ毛で毛先がくるくるとパーマがかかっているように見える。襟足は少々長く、耳が隠れる程度まである。前髪はゆるく3:7分けにし、ふわりと浮いた部分からおでこが見え隠れしている。……雨の日などはぺしゃんこになっている辺り、年を感じさせるが。翡翠色というのが相応しい緑の細長い目は、たれ目がちである。
身長との平均体重よりも重いことから、筋肉が一定以上ついていることが分かる。しかし身長がそこまで高くないこと、持ち前の柔らかな雰囲気から威圧感はほとんどない。
服装:上衣は配布された制服を見本通りに着、その下に黒いインナーを着ている。下衣は動きやすいように黒のズボンを穿いており、茶色のベルトで締める。靴は古くから愛用している、滑り止めや防水などもキチンと効いたゴツゴツとした靴。現代では登山用と呼ばれているものである。どんな場所に行っても対応できるから、とお気に入りで使ってるらしい。靴下は足首まであるものを履いている。
性格:非常に穏やかで温和な、おおらかな男性。普段から柔らかな笑みを浮かべており、感情を昂らせる、声を荒げるといった行動をしない人物。寛容で、義理人情に厚い。
「人のために」「自分に素直に」がモットーであり、人助けにはためらいを一切見せず献身的な行動を取る。頼み事には嫌な顔せず手を貸し、言われずとも自ら進んでその場のできることを探す。己には特別できることがある！といえば、嘘になる。あくまで彼は、崩れていくものを見て呆然とするしかできない無力な一般市民。それでもなるべく力になりたいし、救いたいし、もし支え合えるならそれを素敵だと感じる。ちょっとお節介なこともある。とはいえ、それには自分の命があってこそと考えるため、必要になれば柔軟な態度を取る。
また行動力が高く、やると決めたら目標を決めて計画を立てるところからやる。出来なかったらもう一度始めからやる。リトライに負の感情を背負わない意思の強さを持つ。
その経歴ゆえ様々な人と関わってきたからか、「聞こう」と思わせるような落ち着いた喋り口をする。むやみに敵対意思を感じさせない、というべきか。その一環として誰に対しても目線を合わせようとする。それは物理的にも、精神的にも。またどんな相手であれ自分から話しかけるため、気さくという印象を持つ人も多いだろう。
ここまで長々と書いたが、一言でまとめると「親しみやすい性格」である。
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作者名：風雪妃月 | 作成日時：2022年1月2日 2時
