英雄38話 ページ40
剣城side
リ「全く…何度呼んだと思ってるんだい？」
剣「リカバリーガール…すみません
どれくらい寝てましたか？」
リ「もう体育祭は終わる、表彰式にあんたが出るから起こしたんだよ」
なるほど、もう終わってしまったのか…
結局誰が勝ったんだろう
リ「ついでに隣の人も起こしてくれるかい？
その子も表彰の準備がある」
ん？隣の人も？
カーテンを開くとそこには轟くんが寝ていた。
剣「と、轟くん？！」
どうして寝てるんだ？確か決勝相手は轟くんと爆豪くん…
どっちが勝ったのか気になる
剣「轟くん。起きて下さい」
体を揺さぶると彼の目が薄らと開く
轟「ん…ここは…剣城…？」
まだ寝ぼけているが私の存在に気付いたようだ
轟「こ、ここは天国か…？」
剣「そんなわけないでしょう、
早く目を覚まして下さい。表彰式に行きましょう？」
なかなかベットから降りない彼を無理やり引っ張って立たせる。
轟「お、
夢じゃないのか…」
途端に真剣な顔つきになった彼が向き直る
轟「… 剣城、負けちまった…お前たちのおかげで原点を思い出す事ができたが、、
爆豪との戦いではまだよく分からなくて…炎を使えなかった…」
なんと、彼がそんなことを言ってくるとは
剣「いえ、まだ迷うでしょう。
でもあなたは確かにあの時一歩踏み出す事が出来た。
それだけで十分凄いと私は思います」
轟「剣城…」
剣「私の方こそあなたにあんな事言っておいて、自分が実行できていないなんて…お恥ずかしい…
私も爆豪くんのおかげで気付けました。
お互い、ゆっくり変わって行きましょう？」
轟「………ああ、一緒にな」
何故かこちらをずっと見つめてくる轟くんに戸惑っていると
リ「あんたら！まだいたのかい？！早く表彰式に行きな！！」
なんだったんだろう…
機械が沢山ある地下に来ると、表彰台がある
そこには拘束されて暴れ狂う爆豪くんが…
私は悔しいが3位だ。
でもあそこで宝具を使ったことに後悔はない
3人が表彰台に上がると台は上昇していき、久しぶりの外の光に目を細める
歓声が私たちを出迎える
メダル贈呈はなんとオールマイト
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酸辣湯麺(プロフ) - 桜空さん» すみません！ありがとうございます！すぐ直しておきます。 (2020年4月8日 1時) (
レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
桜空(プロフ) - 12話の緑谷くんのセリフで麗日さんが麗さんになってます！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
酸辣湯麺(プロフ) - 夏終朝凪さん» コメントありがとうございます。すみません！即刻直します！これからも誤字脱字などがあると思いますが、是非ご指摘下さい！ (2020年4月7日 17時) (レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)mとても面白いのですが、雷電気君ではなく、上鳴電気君だと思いますよ！ (2020年4月7日 13時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：酸辣湯麺 | 作成日時：2020年4月4日 16時
