英雄9話 ページ11
剣城side
右手にインビジブルを纏った聖剣を出す、モヤがかかって近づいても何かあるな程度のこれはきっとみんながいる所からは見えないだろう。
そして左手でボールを投げるのではなく、フワッと宙に投げて落ちてきたところを、狙いを定めて思いっきり
剣「ふっ！！」
聖剣を野球のバットのようにもち振り上げ、当たる瞬間に風を放つ。
ボールは空高く飛んでいき、彼方に消えた。
結果は約700メートル、初めてにしては上手くかっ飛ばせたことに少し興奮しながら私はみんなのもとに戻った。
麗「Aちゃんすっご〜い！！ねえ、あれ何の個性？風？にしてはさっきからやること規格外すぎん？！」
そこでは個性当て大会が行われており、私の個性が風だの物を見えなくするだの、はたまた見えないバットを出す個性だの色々と推測されていた。
ツッコミどころ満載だが、曖昧に誤魔化そうとすると緑谷くんの悲鳴が聞こえた。
相「個性を消した。つくづくあの入試は合理性に欠くよ。お前のようなやつも入学できてしまう」
飯「彼、このままだとまずいぞ…」
剣「そんな、恩人である緑谷くんが除籍だなんて…」
爆「あったりめぇだろうが、無個性の雑魚だぞ」
見ると敵顔の緑谷くん幼馴染と目が合った。
確か、、爆豪？くんだったはず。印象が凄いから覚えている。
睨まれた…彼らは仲が良くないのだろうか。
そうこうしている間に緑谷くんは2球目を手に取った
緑「スマァッシュ！！！！」
凄い勢いで見えなくなるボール。
緑「まだ…！動けます…！！！」
その瞬間物凄い形相で緑谷くんに迫る爆豪くん。
それを相澤先生がいなして個性把握テストは終わった。
結果発表を見ると、私は2位だった。その隣にもう一つ名前があり同点なのだろう。名前は…
剣「と、どろく？しょ、しょう「何だ」…」
隣を見ると髪の色が左右で違い綺麗に紅白に分かれた少年がいた。
剣「あっすみません。私、剣城Aです。同じ順位だったみたいで漢字を読もうと…間違ってましたよね…？」
よく見ると彼も目つきが鋭く、もしかして間違えたから睨んでるのかと心配になると
？「俺は轟焦凍だ」
と教えてくれたので悪い人ではないのかもしれない。
轟「お前の個性凄かった。一体あれは何の個性だ？」
剣「風、系ですかね」
彼は曖昧な返答に怒りもせず、興味なさそうに戻って行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
酸辣湯麺(プロフ) - 桜空さん» すみません！ありがとうございます！すぐ直しておきます。 (2020年4月8日 1時) (
レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
桜空(プロフ) - 12話の緑谷くんのセリフで麗日さんが麗さんになってます！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
酸辣湯麺(プロフ) - 夏終朝凪さん» コメントありがとうございます。すみません！即刻直します！これからも誤字脱字などがあると思いますが、是非ご指摘下さい！ (2020年4月7日 17時) (レス) id: 766e03f12d (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)mとても面白いのですが、雷電気君ではなく、上鳴電気君だと思いますよ！ (2020年4月7日 13時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：酸辣湯麺 | 作成日時：2020年4月4日 16時
