参 - 大湿原 ページ44
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白石と尾形にお留守番を頼む
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杉元「やっと釧路についたな。」
白石「蒸し暑いね...」
アシㇼパ「ここは湿原だからな。」
私たちは森を抜け
釧路の大湿原を歩いていた
グゥ〜
白石「お腹空いた〜」
杉元「お腹空いたね。」
アシㇼパ「よし!!獲物を捕まえに行こう!!」
アシㇼパ「ここなら水辺の鳥が獲れるかもしれない。」
杉元「アシㇼパさん、俺も行くよ。」
『私も行きたいです。』
白石「イナンクルちゃんが行くなら俺も行く〜」
尾形「...」←行く準備してる
...
アシㇼパ「おい...みんなで行くのか...?」
白石「え、皆で行かないの?」
アシㇼパ「流石に5人だと多い、せめて3人だ。」
3人という事は
2人はここでお留守番...
『では、私はここで待っていますね。』
白石「イナンクルちゃんがお留守番するなら俺もお留守番する〜」
尾形「...」←腰を下ろす
...
杉元「コイツらだけじゃイナンクルさんが心配...」
アシㇼパ「じゃあイナンクルと私で行く。」
白石「流石に女の子2人だけじゃ危ないよ?」
流石に私とアシㇼパだけでは危ないですよね
アシㇼパ「じゃあお前たちの中からひとり選べ。」
杉元「よし、じゃんけんするか。」
ジャンケン...?
アシㇼパ「杉元、ジャンケンって何だ?」
杉元「手を使って遊ぶ遊戯のひとつだよ。」
杉元「これで勝ち負けを決めるんだよ。」
なるほど
これが物事を決める時の...
白石「じゃあ早速...」
杉白「「じゃんけん」」
杉白「「ポン」」
ジャンケンの結果...
杉元「やった!!勝ったッ!!」
杉元さんが勝った
アシㇼパ「杉元に決まったのか?」
杉元「そうだよ!!」
『では行きましょう。』
白石「尾形ちゃんとお留守番か〜」
尾形「...」
白石「ねえ!!明らかに落ち込まないで!?」
アシㇼパ「尾形、白石の面倒を頼む。」
尾形「...」
尾形さん...
すごいイヤそうな顔してる...
アシㇼパ「ワガママネコチャン...」
杉元「面倒くせぇ奴だなあ...」
杉元「そんなにアシㇼパさんとイナンクルさんと一緒が良いのかよ...」
『すぐに戻って来ますので...』
私たちは白石さんと尾形さんにお留守番を頼んで罠を仕掛けに行く
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年4月22日 1時
