【ゴールデンカムイ】旅路の果てに見たもの番外編壱 (ページ42)

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弐 - キナオハウページ42

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山菜を取りに行くイナンクルちゃんが尾形を見つける

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『アシㇼパ、私は山菜を採って来ますね。』

アシㇼパ「気を付けて行くんだぞ?」

杉元「くれぐれも迷子にならないようにね?」

『はぁい。』

私は山菜を採りに森の中を歩く

『今日はキナオハウを作ろう。』

白米や杉元さんのオソマもあれば
塩や醤油などの調味料も手元にある

野草たっぷりのオハウになってしまうけど
お米を炊けば大丈夫かな...

『あ...』

左肩に負荷をかけないように
ゆっくりと山菜を採取していると

渓流の側で尾形さんの姿が見えた

『尾形さん、こんな所にいらしたのですね。』

尾形「...」

尾形さんは一度私を見ると
また前を向いてしまった

『みんなが気にしていましたよ。』

『一緒に戻りませんか?』

私が声をかけても尾形さんはずっと前を見ている
どこを見ているのだろう...

尾形「何をしに来た。」

『私は食べられそうな山菜を探しに来ました。』

『ちょうど尾形さんの姿が見えたので声をかけたのですよ。』

迷惑...だったかな...

『では、私はこれで,,,』

『すぐに食事の支度をするので、それまでには戻って来て下さいね。』

私は邪魔をしないように静かにその場を離れ
キナオハウに入れる山菜を探す

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