苫小牧からの ページ25
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白石「やべえそっちも塞がねえと!!」
白石「あんたひとりか!?」
??「...はい。」
??「どうして土間に馬が?」
白石「表にヒグマがいるんだよ!!」
??「え?ヒグマ!?」
勝手口から入ってきたシサㇺは
自分たちが危険な状況に置かれていることを理解した
キロランケ「ちょっと待て。」
キロランケ「ここはあんたの家なのか?」
??「ええ...まあ、はい......」
キロランケ「あれ...じゃあこのオッサンは誰だ?」
ひとりのシサㇺはこの家の事を知っているようだったし、もうひとりのシサㇺはこの家の人...
一緒に住んでいるのか...?
キロランケ「まあいい!!」
キロランケ「とにかく今はヒグマが入ってこないようにする事が先だ!!」
キロランケ「お前らも死にたくなかったら手伝え!!」
??「は...はい...!!」
白石「おっさん!!トンカチはどこだ!?」
農家にいる人総出で隙間という隙間を埋めていく
??「あの...この女の子は...?」
キロランケ「俺たちを庇ってヒグマに殴られたんだ...」
キロランケニㇱパは私を抱き上げると
居間に寝かせてくれた
キロランケ「オイこれ...いつからここに...?」
キロランケニㇱパ...
どうしたのだろう...
キロランケ「こいつら競馬場の...」
白石「おいキロランケ!!なんだそりゃ!!」
??「えぇ?それは...」
キロランケ「トボけんじゃねえよオッサン!!」
キロランケ「俺らより先にいてこの生首に気づかないわけないだろ!!」
生首!?
??「ここの戸を閉めて囲炉裏のそばにずっといたから気づかなかった!!本当だ!!」
??「ここへ来たのも一晩泊まれる場所を牧場の人間に教えてもらったからだ!!」
白石「そういや牧場の従業員はこの家は使われていないって言ってたぜ?」
白石「ホントにあんたの家か?」
キロランケ「どっちだ...」
キロランケ「どっちが俺を殺しに苫小牧から追ってきた男だ?」
キロランケニㇱパを殺しに...?
�犧�頃大損したヤクザの親分が俺を探してる��
あの時言ってたのって...
ドンドンッ!!
アシㇼパ「白石ッ!!いないのか!?」
ドンドンッ!!
アシㇼパ「戸が開かないぞ!!早く開けろッ!!」
すると農家の外からアシㇼパの声が聞こえた
白石「杉元たちだ!!」
白石「こっちだ!!裏へ回れッ!!」
白石「この窓以外は塞いである!!」
白石「気をつけろ!!家のまわりに赤毛がいるぞ!!」
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
