鳥海さんちの妹さん 5！

フラグを立てるよ(if) ページ25

安「おう。なんだ？話って。また鳥さんに関する事じゃないよなw」

妹に呼び出された安元。

『お兄ちゃんは大好きですけど今回は違います！えっと、ですね...簡単に言うと安元さんが好きです。』

安「同業者としてって事？」

『違います！恋愛感情です！お兄ちゃんが1番なのは変わらないですし変わるとも思いませんけど...でも、安元さんとお付き合いしたいと思う自分もいるんです』

安「そこはブレねえのな...w」

『はい。真剣に考えてくださいね！返事はいつでも良いです。仕事なんで、じゃあ！』

足早に去っていく妹。



安「は？ちょっ、行った...」

止める暇もなく立ち竦んでいると。

「安元くん。ちょーっと。先輩に付き合ってよ」

安「鳥さん!?あ、はい、分かりました」

兄が声をかける。

有無を言わさぬ表情で来るので居酒屋に。


「さっきのさ、俺見ちゃった。」

安「見てたんすか..」

「うん。それで。Aの事どう思ってるの」

安「...最初は変な奴だと思いましたけど、今はこう、可愛いなぁ、って」

「まどろっこしいなお前！俺が聞きたいのは付き合うのかどうか！」

酒も入っているのかキレる兄。

安「鳥さん落ち着いて！...正直嬉しかったです。好きだし、付き合いたいとも思ってます。鳥さん越えれなくても嬉しいですよ」

「...そう。絶対、妹を幸せに出来る？」

安「！それは勿論！」

「うん。俺は妹に幸せになって欲しいから口を挟まないよ。本気なら。でも、」

安「でも？」

「もし泣かせたら許さないから。」

先輩に睨まれながら言われる。

安「大丈夫です、任せてください。」

「うん。なら良いよ。返事、早くしてやってよ」

安「はい！」

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