【名探偵コナン】別れようと思うんだけど

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追記

作者からのお知らせなんですが、落ちはやはり皆様を混乱させないため自分で考えようと思います。不愉快な思いをさせてしまいすみませんでした。
あと赤星ありがとうございます。


…





『アホくさ………何勘違いしてんねん……』




それは自分に対する暴言であり、どうしてまだ期待しているのだろうと自分に嫌気がさした。降谷さんとの少なかった楽しい思い出を考えると胸が痛くなる。激辛ラーメン食べた後みたいで気持ち悪い……


いや面倒くさこの女。あっー！はよ忘れよ！







『ったく………あれ、佐藤から電話や……あいつ下痢治ったかいな。もしもし？佐藤？あんた大丈夫？』





「A！あんた今どこおるん？」





珍しく慌てた様子が電話口から聞こえた。本当に珍しい。佐藤はいつもこんなに冷静じゃないことはないんだが………しかも私の身を心配してる？






『今お昼終わったから弁護士会におるよー。どないしたん？』




「あっ、そうなん………それならええねん。お仕事頑張ってな」




プツリと静かに電話の音が切れる。
なんやったんやあいつ。えらい慌ててたな………
本当に珍しい。佐藤が私の仕事中に電話をかけてくるなんて滅多にない。緊急時の時しか………

いや気の所為やない。明日にでも行って様子見て来るべきや……




また着信の電話が鳴り、電話相手を見ると事務所の部下達からだった。

今日は私大人気やなーと思い電話を取ると






「先生！！大変です！すぐに事務所に戻ってきてください！！」





『ふっ…………嵐の予感だぜ』





「何言ってるんですか！！はよ戻ってきてください！」





『あっはいすみません』







……




「先生！！大変です！！事務所のデータが！！」



事務所のパソコン全体がウィルスにかかり、テーブルには脅迫文とも言える赤く描き殴られた文字が散らばっていた。部下いわく自分たちが留守になってる間にこうなったと。しかしセキュリティは万全だったはず
。なぜ……いいや、そんなことを考えてる暇はない。






『うちのシステムは！？あれが生きていればデータ復旧出来るはず！』





私しか開けれない部屋のロックを外し、中のシステムデータを確認する。どうやら見たところウィルスにもデータが破損した様子も見れない。すぐに社員全員のPCのシステムを落とし、パスコード書き換えた。
これでしばらくは大丈夫なはず。しかし、PCは全て変えさせなければ………

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