小エビちゃんのことが大好きなフロイドにキスしてしまった件【ツイステ】

二十二話 ページ34

フ「なんだよ、オレだけ特別じゃなかった、Aとちゅーしたの、オレだけじゃなかった、でも、なんでオレこんなにかなしーの？オレは小エビちゃんが好きなのに、そうだ！小エビちゃんのことを考えればいいんだ！」


そう言ってフロイドは監督生との思い出に浸ろうと思いました、ですが考えても考えても出てくるのはAとの思い出だった、

初めて会った時、興味はなかった、だけど他の生徒と仲良く話しているのを見て自分も話したいと思った、あの時、フロイドは自ら話しかけていて、気づいたら仲良くお話しする仲になった、あの時のAの少し驚いた顔を見た時、頬が熱くなった、

錬金術で作った綺麗な石を他でもない自分にくれた思い出、今も自分の部屋に大事にとってある、

飛行術でバランスが崩れて自分が落ちそうになった時助けてくれた時、あの時Aに抱きついた時、柔らかくて改めて女の子と実感した時何故か顔が熱くなった、

フロイドが小エビちゃんをAにとられたと勘違いして壁ドンに近いことをした時、なんだかんだいって顔が近くて、キスをした時、顔が真っ赤になった、まるで、

Aがエースと喧嘩をして泣いている時、自分は自分が好きな人の為に作ったキャンディーをAにあげた、あの時の儚く、美しく、優しそうに微笑んだAの顔は、思い出すたびに顔が熱くなる、

Aとの思い出がどんどん出てきて、思い出す度に胸がキューっと締め付けられる、

それがフロイドにとっては納得がいかなかった、

フロイドはいつも自分が締め付ける側だからだ、

でもフロイドはそれを拒んでいなかった、

それは他の誰でもないAだからだ、

きっとこれが監督生、小エビちゃんの場合、

異様に拒み、嫌がり、そして、もしかしたら暴れていた可能性もある、

だが幸いこの締め付けの原因は小エビちゃんではない、Aだ、つまり、フロイドは、Aの事が＿＿＿＿＿＿＿___


フ「…オレ、どうすればいいんだ…？分からない、ずっと、ずっと小エビちゃんの事が、好きだと思ってたのに、もしかして、違う、の…？オレ、だって、小エビちゃんのこと、あれ、オレは、ずっと、小エビちゃんに会う前から、いや、もしかすると、初めて会った時から、Aの事が









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…す、好きなの…？」

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