lucky8 ページ8
そう言ってズカズカと怪しい男に近づいて
いくと、エアリスの焦った声が聞こえた
「Aその人に構わないで！」
さっきと変わりエアリスの目は、必死だった
が、それに気づかないのもAである
『え？だって珍しいズラだぞ！
きっと特注だ！今見とかないと
この先一緒こんな変人と巡り合わないぞ！』
「勘違いしているみてぇだけど、
俺はズラじゃないぞ、と」
呆れながら言う赤髪だが、彼女をじっと見ると
またニヤリと笑った
「そんなに疑うなら、触ってみるか？」
『おぉ！珍しいズラ！』
「ちょ、ちょっとA！」
もはや、語尾が怪しくなってきたところで、
Aが赤髪に手を伸ばした
すると、さっきまで笑っていた目が細められ、
ギラリと鋭く光った
レノは、持ち前の素早さでAの手を掴むと、自分に引き寄せた
『ほむ…？』
「ハハッ、やっぱり変なお嬢ちゃんだな、と」
そういうと、Aの頬に軽く口付けた
『え』
時が止まるとは、こういうことだろうか
気がつくと、クラウドの腕の中にいた
頭上では、クラウドの剣とレノの武器(だと思われる物)がぶつかり合い、火花を散らしていた
「邪魔するなよ、と」
「黙れッ！誰だか知らないが……いや、俺は知っている」
クラウドは、少々混乱しながらも
怒りに満ちているようだった
「おい、姉ちゃん、コイツおかしいぞ、と」
エアリスは、レノの言葉を無視し、
クラウドからAを奪い取ると、
「………(ペシーンッ！」
Aの頭を思いっきり叩いた
その音に、クラウドもレノも、
もちろんAも気を取り戻した
『エアリス……ヒッ！！』
「A、
私近付かないでって、言ったよね？」
『エ、エアリス！……これには、訳が！』
「言ったよね？」
『……すいませんでした！！』
真っ黒いオーラを漂わせるエアリスに、
抵抗する気も失せたAは、
その場を悪化させないよう、全力で謝った
エアリスは、そんな彼女を見て、
ため息を吐きつつも、若干体が引いているクラウドに、
自分とAを連れて逃げるよう叫んだ
エアリスの恐ろしさを目の当たりにしたクラウドは、
2つ返事でAを抱えて走った____
_____
___
レノは、兵を追わせると、
その場でタバコに火をつけた
「あーらら、逃げられちまったか
でも、まぁ………」
さっき会った少女を思い浮かべると、
下唇をぺろりと舐めた
続く (更新停止中)
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名無しの者 - この作品、とても面白くて好きです！！！更新を待ち続けます！！（無理しないでくださいね） (2021年6月30日 22時) (
レス) id: 0904f3965d (このIDを非表示/違反報告)
アカネ - 更新頑張って下さい！！応援しています！！！ (2019年9月2日 22時) (レス) id: 0b354d0f43 (このIDを非表示/違反報告)
おやき(プロフ) - この作品すごく面白いです！特にエアリスとの会話のシーンが面白くて好きです！逆ハー…ということはもしかして、セフィロスさんとの絡みなんかもあるのでしょうか！？でしたら是非とも見てみたいです！！更新頑張ってください！応援してます！ (2017年10月31日 21時) (レス) id: eeb9896443 (このIDを非表示/違反報告)
夜ふかしの髪＠ししょー(プロフ) - あ、あの，，今更かもしれないんですけどこの作品大好きなんです！だから更新頑張ってください！迷惑だったらごめんなさい！！でもいつでも待ってます！頑張ってください！ (2017年2月6日 22時) (レス) id: ef51518fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：0.001 | 作成日時：2015年12月13日 4時
