間違い告白 【Fischer's 】

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家に帰り、

シルク先輩から貰ったキーホルダーを眺める。









結構本当に気に入っちゃったよ、シルク先輩。









色々考えて、携帯につけることした。









・









────ブーブーブー









・









と、携帯の着信音がなる。









見ればシルク先輩から。









A「もしもし。」









シルク「あ、A？

お前 財布とか入ったバッグ

学校に忘れてっただろ。」



















A「あ…買い出し行った後、

委員会集まった部屋に置いといて…


そのままでした。」









シルク「俺、その財布とかザカオから預かってんだよ。

今 Aの家の近くのコンビニにいるんだけど来れる？」
















行けます。 と言い急いで家を出る。









ポツポツ とまばらな雨が降り始めていた。









・









コンビニに着くと、

シルク先輩がおーいと手を振って待っていた。









シルク「雨降ってんのに呼び出してごめん。

貴重品だから早く渡した方がいいと思って。」









A「全然大丈夫です。

ありがとうございます！」









シルク先輩から財布を受け取る。









シルク「雨…

本降りになる前に帰った方が良さそうだな。」









そんなことを言った矢先、本降りになる雨。









ザーザーザー────









シルク「やべ…降ってきた。」









A「え……傘持ってきてない…。」









どうしよう。









走って家まで帰ろう、と思った時

隣でシルク先輩が言う。









・









シルク「俺の傘に入って一緒に帰ろ？

家まで送ってくよ。」

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