21 ページ21
・
・
A「……ん……。」
目が覚めて、
そこが保健室のベッドの上だと気づくには
少し時間がかかった。
ふと 横を見ると
座っている男の人の背中が目に入る。
あれ……
もしかして……
A「モトキ先輩?」
その人はくるっと私の方を向いて一言。
シルク「ごめんな。モトキじゃなくて。」
A「シルク先輩……。」
シルク「よかった。大丈夫そうだな。
ボール直撃して気失ってるからびっくりしたわ。」
あ、そうだ。
それで私 倒れたんだ。
シルク「ぼーっとしてんなよ(笑)
なに 俺に見とれてた?(笑)」
そーかもですねって言えば、
シルク先輩は驚いた表情になって。
シルク「それマジで言ってる?」
悔しいけどマジですよ。
シルク「熱あんの?」
────コツン
私のおでこにシルク先輩のおでこがあたる。
距離が────近い。
A「ち…近いです……。」
シルク「キスできそーだな。」
冗談やめてください…!って言って
シルク先輩から離れる。
シルク「ごめんごめん。
じゃ、俺そろそろ行くね。」
シルク先輩は保健室から出ていった。
おかしい……
変にドキドキしてる……
なんで?
なんで────?
906人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おにぎり - こんばんはーめちゃくちゃ好きです!この話何回も読ませてもらってます! (2022年1月11日 19時) (レス) id: d746cfda4e (このIDを非表示/違反報告)
りら - 移行先はどこですか? (2021年7月6日 16時) (レス) id: c8c3f0d94f (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - モトキくんのお話もシルク君のお話も全部読みした!どちらも最高にドキドキしました!続きみたいです泣 (2019年8月7日 23時) (レス) id: 918bd3c6c7 (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - 移行先……分からなです泣 (2019年8月7日 22時) (レス) id: 918bd3c6c7 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - あの、移行先がみつからないのですが、、、もしかしてこれで完結しちゃってますかね?? (2019年3月26日 23時) (レス) id: d61266dc7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ