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A「……ん……。」









目が覚めて、

そこが保健室のベッドの上だと気づくには

少し時間がかかった。









ふと 横を見ると

座っている男の人の背中が目に入る。









あれ……









もしかして……









A「モトキ先輩?」









その人はくるっと私の方を向いて一言。









シルク「ごめんな。モトキじゃなくて。」









A「シルク先輩……。」









シルク「よかった。大丈夫そうだな。

ボール直撃して気失ってるからびっくりしたわ。」









あ、そうだ。







それで私 倒れたんだ。









シルク「ぼーっとしてんなよ(笑)

なに 俺に見とれてた?(笑)」









そーかもですねって言えば、

シルク先輩は驚いた表情になって。









シルク「それマジで言ってる?」









悔しいけどマジですよ。









シルク「熱あんの?」









────コツン









私のおでこにシルク先輩のおでこがあたる。









距離が────近い。









A「ち…近いです……。」









シルク「キスできそーだな。」









冗談やめてください…!って言って

シルク先輩から離れる。









シルク「ごめんごめん。

じゃ、俺そろそろ行くね。」









シルク先輩は保健室から出ていった。









おかしい……













変にドキドキしてる……









なんで?









なんで────?

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設定タグ:Fischer's , シルク , フィッシャーズ   
作品ジャンル:恋愛
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おにぎり - こんばんはーめちゃくちゃ好きです!この話何回も読ませてもらってます! (2022年1月11日 19時) (レス) id: d746cfda4e (このIDを非表示/違反報告)
りら - 移行先はどこですか? (2021年7月6日 16時) (レス) id: c8c3f0d94f (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - モトキくんのお話もシルク君のお話も全部読みした!どちらも最高にドキドキしました!続きみたいです泣 (2019年8月7日 23時) (レス) id: 918bd3c6c7 (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - 移行先……分からなです泣 (2019年8月7日 22時) (レス) id: 918bd3c6c7 (このIDを非表示/違反報告)
めるこ(プロフ) - あの、移行先がみつからないのですが、、、もしかしてこれで完結しちゃってますかね?? (2019年3月26日 23時) (レス) id: d61266dc7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おれんじ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年11月5日 18時

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