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Tea Break�� ページ3
『あの！』
びっくりしたような顔で私を見る彼
助けてくれたお礼それだけを言えばいいのに
このまま時間が止まってしまえばいいのにって
そんなことを考えてしまう私が
馬鹿らしい
「えっと…」
ほら、私が何も言えないから彼が困ってる
気になってただなんて言えるわけもなくて
なんていうか、
なんていうかその…
『また、明日もお待ちしてます』
だなんて業務的なことしか言えなかったのに
彼は嬉しそうな顔で
「明日も絶対来ますね
あ、それと…」
私に小さく折りたたんだ紙を手渡す
「明日の注文はお任せするんで、決まったら教えてください」
そう言って彼は また と去っていった
小さく折りたたんだ紙を開くと
彼の連絡先と
好き
の一言が添えられていた
--fin--
続く
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作者名：Ene | 作成日時：2018年5月12日 22時
