英二の幼なじみ【男主】 (ページ11)

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Aside

『ん……』

「あら、気が付きました？今先生呼んできますね」

ここ…ベットかぁ

あれ、尋問室を出たあとの記憶が無い…

まさか倒れた？？

そんな事を考えていると、先生がやってきた

命に別状はないらしい、俺の止血のおかげ！万歳

でも貧血だって

そりゃそうだよね

まぁ生きててよかった
みんなどうしてるんだろう

英二「A！！！！！良かった…生きてて」

『殺さないでよ英二！俺は元気だよ～』

英二「ほんとに心配したんだからね！？」

『うわ、既に号泣…え、なんで号泣した後なの？！何、変なやつになんかされた？？ごめん俺が寝てたせいだ大丈夫？！』

英二「ち、違うよ、これは僕が弱かったせいなんだ」

そう言われ、英二の話を聞いた

『…んー弱かった、じゃなくて、頑張った証なんじゃない？

英二なりに努力した結果なんだろ？ならいーじゃん！お前は間違ってないよ』

そう言って俺は笑った

まだ泣きそうな英二を笑顔にしたくて

英二「Aはいつもそうやって笑ってくれる、本当に頼りになるよ

Aが目覚めてくれて…良かった…」

そう言って英二はやっぱり泣いてしまった

『あはは、英二ったら泣き虫だな～ちゃんと冷やさないと明日は目が開かないぜ？』

英二「そうだね！」

やっと英二は笑顔を見せる

『生きてるって幸せだね…あ！そういやスキップは！？』

そこにタイミングよくスキップが入ってくる

スキップ「A！！助けてくれてありがとう！」

『スキップも、俺を助けてくれてたよ、ありがとう』

スキップ「え？！ほんと？なら良かったな！でもホントにAは恩人だよ、感謝してるぜ！」

『じゃあ俺がいない間、英二を頼むね？笑』

スキップ「おう！任せろ！」

英二「えぇ…2人してそんなぁ」

情けない声を出す英二にまた笑いがこぼれる

アッシュも無事かな