Jubilee-Jaejoong-2 (ページ37)

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鳥肌ページ37

翌朝

『7時か・・・・・』

気付けば陽が昇って
結局一睡も出来ずに朝を迎えてしまった。

『まだ寝てるよね、、、』

スウェットから自分の服に着替えて
音を立てないように部屋を出る。

廊下を歩いてリビングの扉を開けると
ソファに横たわるジェジュンの姿。

風邪引くよ、、、と心の中で呟き
少し乱れているブランケットをかけ直した。

「んゔ・・・・」

「・・・・・・・スーーーーー」

ふぅ・・・・

心臓に悪い。

キッチンのカウンターにメモを残して
ジェジュンの家を後にした。

電車は動き始めてるけれど
朝の満員電車に乗る気力も無く
私はタクシーを捕まえて乗り込んだ。

睡魔と戦い、無事自宅に到着すると
そのままベッドに倒れこんで
目覚めたのは夕方の17時を過ぎていた。

1階に降りると、全て昨日のまま。

お皿もビールの空き缶も。

夢じゃなかったんだなぁって

ふと、どこか安心した自分がいた。

♪♪♪♪

"美和"

『タイミング・・・・』

『もしもし』

「なにやってんの！？生きてる？」

『ごめん、生きてる』

「何回電話したと思ってんの？」

『寝てた』

「バカ。今すぐ開けて」

『どこを？』

「家の前っ！！！」

ブチッ！

まさかの展開に鳥肌が立った。