Jubilee-Jaejoong-2 (ページ38)

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告白ページ38

『びっくりするじゃん、どうしたの』

「どうしたじゃない！夕方から会う約束してたのに忘れたの？」

『あーーーー忘れてた』

「その潔さ好きだけどイラつく。笑」

『ごめん。取り敢えず入って』

「どっか逃亡したのかと思ったんだから」

『しないしない。笑』

美羽が実家に来るのは珍しくないけど
タイミングがタイミングなだけに気不味い。

「ちょっとどうしたのこれヤケ酒？」

『えっ、あっ』

「空き缶そのままだし、、てか誰かいたの？」

『あーお父さん』

「出張でしょーが。嘘つくの下手過ぎて笑える。で？誰？男？」

『なんで男なの。笑』

冷静に冷静に・・・・

「だってこれ、、、ん？」

『何？』

美羽の手にはゴールドの指輪。

これ・・・

「男じゃん。こんなゴツイ女いないでしょ？笑」

『・・・・・』

ジェジュンの指輪だ。

「しかも、カルティエだし・・・・その人センスいいね」

ニヤついた美和が指輪をテーブルに置く。

『センスいいねって何？笑』

「この指輪、ジェジュンと同じだから。笑」

ガチャンッ！！

「えっちょっと、大丈夫？」

眩暈がした・・・・

「A・・・」

もう隠せないよ・・・

『美和・・・』

「ん？」

『あのね、、、、私の話聞いてくれる？』

「な、なに？どうしたの？」

『・・・』

「ちょっと、怖いんだけど。早く言って」

『その指輪』

『ジェジュンのなの。』

「は？」

「大丈夫？ついにイカれた？」

『黙っててごめん』

「ちょ、、、、待って、、ホントなの？」

私が黙って頷くと美和は溜息をついた。