Jubilee-Jaejoong-2 (ページ25)

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独り言-ユチョン- ページ25

Aに見送られてタクシーに乗り込む

「あっ、これ連絡先。また連絡して」

『うん、ありがとう。気を付けて』

「そっちこそ」

『私は大丈夫だから、、』

「どした？？なんか言いたそうだけど」

『えっ、、、ジェジュンに、、、よろしくって伝えて』

「あはは、オッケー」

タクシーの扉が閉まり彼女の姿が遠退いていく。

「はぁ・・・・」

我ながら盛大な溜息をついた。

そして自分の勘の鋭さにも嫌気がさした。

ヒョンと彼女が出会った時点で
どうなるかぐらい予想出来たはずなのに。

「バカだなぁ、、、俺」

惹かれてる。

あの店で出会った時から。

でも、どうにもならないって今日で確信した。

だって彼女も、ヒョンと同じだから。

つまり俺の入る隙なんてないって事。

「・・・・・・あーーー・・・」

誰かの幸せを願えば願うほど

感情が邪魔になる。

「厄介だな、、、、」

今はただ自分の気持ちを鎮める事だけで精一杯だよ。