Jubilee-Jaejoong-2 (ページ26)

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落ちたページ26

家に戻り、空き缶が並ぶテーブルを見て1日を振り返る。

今の気持ちを一言で表すと、脱力感。
そう頭が理解すると片付ける気にもならない。

そんな頭でも彼の事を考えられる力は残っていた。

私の知ってる彼はとても表情豊かで
いつも笑っていて眩しい人。

そして、素晴らしい才能を持ってる。

でも眩しい笑顔の裏には抱え切れないほどの苦しみがあって
声を押し殺して涙を流すような人だった。

ただ抱き締める事しか出来ない。

ゆっくりを腕を伸ばして私の背中を強く抱き締めるジェジュン。

あの時、言えなかったけれど

とても愛おしいと思ったの。

助けてあげたい。

どうにかしてあげたい。って

心からそう思ったの。

♪♪♪

知らない番号だ。

もしかして、、、、、

「・・・・もしもし・・・」

『・・・・・・会いたい』

その声で私は完全に落ちた。

「どこ、今すぐ行くから」

ジェジュン、、、私。

あなたが好きだよ。