7☆ ページ8
私は部屋へ向かう。
今日は朝から疲れたな、本当に
そうして、ドアを開ける。
私の部屋は物があまりない。
そして埃もない。
「ふぅっ」
暗くいちゃダメだ、私は弟達を守らないと
そう思いながら、クローゼットから服を取り出した。
さっきまで来ていた服を脱ぐ。
今から着るのは大学用。
汚れたらいけないからね。
カバンの用意もした。
でも、そんなに変える必要はない。
前日に用意してあるからだ。
でも、間違えて入れていないか、
必要なものはちゃんと入っているか
確認するんだ。
そんなことをしながらも、
頭の中は翼のことでいっぱいだった。
泣いていたんだ、私が大好きな弟を泣かせた。
いけないことだ。
私が贔屓とも取れる行動をした。
これもいけないことだ。
私って、やっぱりダメなお姉ちゃんなんだな。
「ふぅっ」
頑張れ、私。これから直していこう
トントン
ノックする音が聞こえる
誰だろう？
私が準備するのが遅かったのかな？
でも、そんな時間ではない。
じゃあ、誰だろう
ドアをガチャリと開けた。
「あれ？どうしたの彦」
「お姉ちゃん、あのね、臣がね、今日5年生は校外学習なのに、忘れてて。今準備してるんだ。」
「それで、お弁当を持っていかないといけないみたいで、でも、貴君は臣の準備手伝ってて手が離せないんだ、だから」
「私が臣のお弁当を作ってくれと」
「うん…ごめんね」
彦が謝ることはないのに。偉い子だな、彦は
「いいの。お姉ちゃん遅れるから、彦は」
小学校も大学も、電車が一緒な方向だから
いつも、私と彦と臣で登校する。
でも今日は私と臣は遅れる。
となると…
「彦は典君と登校して？ちょっと時間早いけど方向同じだから」
「うん、分かった。じゃあ、僕典君の所行くよ。お姉ちゃん頑張ってね。」
「うん、ありがとう。いってらっしゃい。」
「いって来ます！」
彦はオレンジ色のランドセルを担いで下に降りていった。
「ふぅっ」
着替え直そ
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K - 私もこんな姉弟ほしいなぁ (2019年8月4日 15時) (
レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - ルナ☆さん» ありがとうございます！アーヤは優しそうでいいですよね♪お姉ちゃんじゃなくてもいいので、家族内にアーヤが欲しい！ (2018年12月26日 13時) (レス) id: d934ea0224 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ☆ - 初めまして。作品、とっても面白かったです！！アーヤお姉ちゃん、欲しかったです(苦笑)私、私が姉の立場なので。更新、頑張ってください！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 8e99782c0f (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - Lasoさん» コメントありがとうございます！私も一人っ子なのでアーヤが欲しいです！笑アーヤっていいお姉さんしてくれそうですよね〜 (2018年12月8日 18時) (レス) id: d934ea0224 (このIDを非表示/違反報告)
Laso - ますますアーヤが好きになっちやいます(*´∀｀) 私、実は一人っ子なんで、アーヤみたいなお姉ちゃんがほしいなって…。いや、アーヤが来てくれれば最高だ(笑) (2018年12月8日 18時) (レス) id: 91c4ca8528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅 | 作成日時：2018年12月1日 22時
