●荒波 ページ6
「たとえ矢の降る戦場の真ん中に
生えていても取りにいく
そう思えばどこへだって行けるよ」
ジェハに足震えてるよと言われ
うっと唸ったヨナ。
そういえば...
『ジェハ ついて来てくれるの?』
「へっ⁉ あ...まァ 途中までね 見張りだよ」
どうやら無意識だったようだ。
「『ありがとう』」
「さて 僕はここまでだよ
この先は狭くて僕は行けない」
道がどんどん狭くなってる
アオが前にいるが
残りの幅がほぼないようなものだ。
そして... 辿り着いた。
綺麗な千樹草が生えていた。
袋にいくつか摘み取り、戻ろうとした。
一方、船では、
何かに気付いたような船長に
「どうしました? 船長」
「......シケてきたね」
「え? そうっすか?」
「この分じゃ急がないとあの娘たちヤバイねぇ」
それを聞いたハクは走り出した。
「雷獣!」
なんだろう 嫌な感じがする...
でも前よりずっと ここにいたくない
「ヨナちゃん Aちゃん 大丈夫?」
「え...ええ」
『大丈夫だよ』
ドクン!
「『ジェハ逃げて‼』」
叫んだ瞬間に荒々しい波が襲いかかってきた。
咳き込みながら2人の姿を捉えようと前を見るが
2人の姿はどこにもなかった。
「ヨナ⁉ A⁉」
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桜華(プロフ) - fruitさん» ありがとうございます。原作が素晴らしいからですね。ハクヨナ素敵ですよ! (2021年8月13日 14時) (レス) id: f1fabf8b23 (このIDを非表示/違反報告)
fruit - 初めて読んでみたけどとても面白かったです! (2021年8月13日 13時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - はじめまして 沙那さん 嬉しいお言葉ありがとうございます ぐだぐたですが更新していきます (2019年10月31日 20時) (レス) id: f1fabf8b23 (このIDを非表示/違反報告)
紗那(プロフ) - 初めまして、読んでいて先がどうなるのか凄く気になります。想い人のハクと結ばれて欲しいなと思いました。これからも頑張って下さい!更新を楽しみにしてます(^^) (2019年10月31日 18時) (レス) id: fa79a8dffc (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - アイさん コメントありがとうございます頑張ります (2019年10月5日 23時) (レス) id: f1fabf8b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜 | 作成日時:2019年10月2日 10時