幸せの箱庭【あんスタ】 (ページ6)

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幸せ５つページ6

「ぷかぷか ♪」

「うんうん、ぷかぷか☆」

「A、『ものまね』しないでください。ぜんぜん『にてない』ですよ」

私がさっきから噴水でぷかぷかしている奏汰を眺めながら奏汰のものまねをするっていうなんとも不思議な遊び(？)をしていた。
似てない、ってほっぺを膨らましながら言う奏汰はなんとも可愛いものだ。

「なにをじっと『こちら』を見ているんですか？」

「うーん、奏汰見てるとね、なんか......うーん、とね、なんか.........」

頭にはてなを浮かべる奏汰。

「そう！なんか空を飛びたくなる！」

「Aは、ときどきなにをかんがえているのか『わかりません』ねぇ
『つかめない』というんでしょうか？」

「奏汰に言われるとむずむずする！！！！！！！！」

「れいが『きにいる』りゆうもわかります」

「さらにむずむずする！！！！！！！！！！！！！！！！」

これ以上むずむずするとむずむず病にかかりそうなので、強引にでも話を変えようと思った。

「奏汰、私ね。この学院の水道水、全部あせろらじゅーすにしたい。
蛇口ひねったら出てくる」

「それはなんだか『おもしろそう』ですね！でも、どうして『あせろらじゅーす』なんですか？」

「うん？最近あせろらじゅーすにはまってるからかな？」

よくわかりませんね、と曖昧な笑みで返されてしまった。
うんうん、よくわからないが私の取り柄だからね☆

「ところで奏汰」

なんです？と小首をかしげながら自ら顔を出した天使。
かわいいなぁ.....！！！！！！！！！！！！！！！！！

「そのお水、お湯にしたらどうなるの？」

「.....A、それ『ほんとう』にやったらぼく、『おこり』ますよ？」

「あっ！！！！！！！！！！わかった！！！！！！！！！！！！！！奏汰、お湯嫌いなんだね！！！！！！！！！！！！うちの千秋のなすび嫌いとおんなじか！！！！！！！！」

ー翌日

「ふふふ、ねえねえスバル！見て見て！」

「なになに？？おお....☆すっごい☆」

ぺっとぼとるのきゃっぷの代わりについた蛇口をひねるとあせろらじゅーすが出てくる的なあれを手に入れました。ちなみに2りっとる。

これで私は幸せになれる....！！！

謎が深い....なんて後ろの方で聞こえた真の声は聞こえないふり聞こえないふり。