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二「赤い糸とか…
メルヘンチックだね〜(笑)」



「い、いいでしょ!//」





私が真剣に思っているのに

隣で爆笑している高嗣くん。





かと思ったら、

今度は高嗣くんが

私の手をぎゅっと握り返してきた。







二「繋がってるよ」



「…え?」



二「赤い糸…
きっと繋がってる」






…なにそれ、



やばい、また泣きそう。







二「どうした?
変な顔になってるよ?笑」



「………」






涙堪えてただけなのに

変な顔とかひどすぎません??








…けど、



本当に赤い糸が

繋がってたらいいな………







.






それから数日。




年末に近づくにつれて

高嗣くんはどんどん仕事が忙しいみたいで

中々会えないでいた。






けど、空いた時間に

こまめに電話やメールをくれて

近況をしっかり報告してくれる。







『今日は寒いから雪駄じゃなくて
靴履いていくんだよ!』






そうメールを送ると、






二『いや、もう雪駄履いて家出たわ(笑)』





そういうメッセージと

高嗣くんの足元が写っている写真が

送られてきた。






こんな寒い日に雪駄履くとか

高嗣くんはアホですか??






…でも、

一年前も同じように

凍えるほど寒かったのに

雪駄履いてたよね……




懐かしい…




今日は一緒にいたかったけど

仕方ないよね…






そう、


今日は私と高嗣くんが

初めて出会った日から一年が経った日。




高嗣くんはたぶん忘れてるだろうけど、

私と高嗣くんはこの個室のある鍋屋さんで

偶然 出会った。






だから今日は一人だけど、

予約してこの場所に来たんだ。








パシャッ





私と高嗣くんが初めて喋った

トイレ前の通路を写真に撮って

高嗣くんに送った。





『ここはどこでしょうか?』





こうメッセージも添えた。






高嗣くん、覚えてるかな?






自分の予約していた個室に戻ろうとしたとき

前から男女二人が歩いてきた。






あれ…


あの人って………








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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時

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