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けど、この状態のまま

Aの家に行こうとは思えなくて

自分の家に帰ってきた。




Aに連絡しないとだったのに

それすらも忘れて眠ってしまった。





次の日


起きてすぐに電話したけどAは出なくて

メッセージも送ったけど

既読無視された。




何度も電話かけたり

謝罪の言葉とか色々なメッセージを送るけど

Aは一向に反応してくれない。





まぁ、仕事なんだろうけど…



既読になってるから

俺から連絡きてるの気づいてるはずだし…




けっこう怒ってたりして…





夕方、

仕事の合間にまた電話すると

やっと出てくれた。




けど、いつものような

明るい声じゃなかったから

相当 昨日のこと怒ってるんだろうなって思って


お詫びも兼ねて、

Aが食いたいって言った

ちょっと高級なケーキを買って

夜にAの家に向かった。






そしたら突然泣きだすし

昨日のこと聞いてくるし、


もしかして俺が由美と会ってたこと

知ってる?




Aはかなり怒ってて

目に涙いっぱい溜めてて、


俺のせいで今

Aを悲しませてる。




だから、

ちゃんとAに昨日のことを話した。





モヤモヤしていた俺の気持ちも全部…







.







〜 A Side 〜





高嗣くんから昨日のことを聞いた。





二「由美と黙って会ってたことと、
昨日ちゃんと連絡できなくて
本当にごめんなさい。」





頭を下げて謝る高嗣くんから

顔をそらしてまたクッションを抱きしめる。






二「やっぱ…怒ってるよな…」






たしかに、さっきまでは

嘘をつかれてたことを怒ってた。




けど…



今は違う。




私が怒ってるのは…






「なんで…
私のこと…ちゃんと見てくれないの?」



二「え…?」



「私が……
無理とかしてるわけないじゃん…」



二「A…」



「たしかに、まだあの時のこと
思い出すときあるけど…
高嗣くんとなら…
もう全然 怖くないもん…」





高嗣くんの目を見てそう伝えた。





由美さんにそう思われてるのが悔しい。


由美さんの言葉を信じて

高嗣くんが少しでもそう思ったのが嫌。






だからちゃんと自分の思いが伝わるように

高嗣くんの手を握った。






二「…そうだよな、Aのこと
ちゃんと見てればすぐに気づけたよな」



「……」



二「ごめんな…」







握った手を高嗣くんがぎゅっと

握り返してくれた。









.

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時

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