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そして、高嗣くんも体を洗って

浴槽の中に入ってきた。




二「足どう?やっぱまだ痛い?」



「うん…
けど渉が湿布貼ってくれたから
さっきよりはいいかもしれない」



二「そっか…
あ〜やっぱりワッターってすごいわ…
俺なんも気づけなかったし」



「ほんと…
気が利くしちゃんと周りを見てるよね(笑)」





渉は昔からおっちょこちょいの私を

そばで助けてくれたっけ…





二「……それは、
Aだからなんじゃないの?」



「え?」



二「Aだから、
ワッターも気づいたんじゃないの?」



「どういう意味…?」



二「Aってさ、
ワッターのことどう思ってるの?」





真剣な顔で私にそう聞く高嗣くん。




どうって……



どういう意味だ?






二「あ、ごめん間違えた!
どう思ってたの?だった!」



「昔の渉のことをってこと?」



二「うん…
ただの幼なじみとしてしか
思ってなかった?」



「………」






たしかに、

小さい頃から一緒に育ったきた渉。




もしかしたら

私の初恋は………




……渉だったのかもしれない。








「渉は…私が困ったときとか泣いてるときに
すぐに助けにきてくれて…
ずっと私のヒーローだった」



二「…そっか」



「もしかしたら、気づいてなかっただけで
ずっと渉のこと好きだったのかもしれない…」



二「うん…」



「今もすごく大切だし大好きな人だから…
…だから、花穂と渉… うまくいくといいなぁ…」



二「うん、俺もそう思う」





花穂と渉には

幸せになってほしいから…





二「けど、ワッターはAのこと…」



「ん?私のこと?」



二「いや…なんでもない!!」






??


変な高嗣くん。




花穂…

ちゃんと渉に自分の気持ち

伝えられてたらいいな………






「あ、高嗣くん」



二「ん?」



「ほんのちょっとだけね、
さっき渉にドキドキしてた」



二「…は?」



「だって〜
転んだ私を抱えて助けてくれたり、
私の足触って湿布貼ってくれたり、
あんな細い腕でお姫様だっこしたんだよ?
ドキドキしちゃうじゃん!」



二「……」



「た、高嗣くん?怒った?」



二「怒った」



「私が好きなのは高嗣くんだよ?」



二「知ってるし」






後ろから抱きしめる

高嗣くんの腕の力が強まる。









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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時

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