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「そんなことない…
私…嬉しかったよ?」
二「でも震える声で、
待って、って言ったじゃん」
「あれは…びっくりしたし……
それに…下着ちゃんと見せたかったから…//」
急に恥ずかしくなって
目の前にあった布団で自分の身体を隠した。
二「今ごろ隠すの?笑」
「だって…
いざ見せるってなったら恥ずかしい…//」
二「さっきから
けっこう見てるけどね(笑)」
恥ずかしいけど…
せっかく買いにいったこの下着、
高嗣くんに見てほしい。
ゆっくりと布団をとった。
「これ…どうかな…?//」
二「いや…やっぱ隠して……(笑)」
「え!なんで!?」
二「それ見たら…やばい……」
やばい…ってなにが??
とりあえずもう一回
布団を上から被る。
二「…それどうしたの?」
「友達と買ってきた…//」
二「友達が選んだの?」
「ううん、自分で選んだよ?」
二「…まじ?」
「うん?藤ヶ谷さんに男の人は
こういう下着が好きってこと聞いたの!」
二「はぁ〜〜〜
…ガヤの仕業か」
「ん?なに??」
二「いや……
A、この下着は俺の前以外で
着たらだめだから!」
「え、普段から着てちゃだめなの?」
二「絶対にだめ!!」
「わかった……」
なんでか分かんないけど
とりあえず返事をしといた。
二「それ見せていいのは俺だけね?」
「う、うん…//」
高嗣くんはもう一回
私のことをベッドに沈めた。
二「俺たぶんそれまた見たら
もう止まんなくなるかもしれないよ?」
「…いいよ、私は高嗣くんのものだもん」
私の身体に巻いてある布団を取って
今度はじっくりと見つめる。
二「ほんと…
すごいわ、この下着…(笑)」
「変かな…?」
二「変っていうか…
すげーギリギリで早く取りたいっていうか…」
「取りたい?」
二「いや…!
と、とりあえず下着とか
俺はなんでも気にしないし!
次からは普通のでいい…(笑)」
「なんだ…そっかぁ………」
高嗣くん下着とか
全然 気にしてなかったんだ…
私のことを心配して
この1ヶ月間なにもしてこなかっただけなんだ…
優しい。
けど私はもう大丈夫だから、
もっといっぱい私を愛してほしい。
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時