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「んっ……たかし…くん…っ……」





私が喋ろうとしても

何度も何度も私の口を塞ぐ高嗣くん。




付き合って、

こんなにキスされたのは初めて。




そしてそのキスは

やがてもっと激しくなり…




いわゆる大人のキスへと変わった。





そのキスをされた途端に、

あのときの恐怖が私を襲う。




私はぎゅっと目をつぶり

堪えることしかできない。







二「…A、目開けて?」






いつのまにか高嗣くんは

私から唇を離していた。



私はゆっくりと目を開ける。




目を開けた先には、

とっても優しい顔をしている高嗣くんがいて

さっきまでの恐怖がなくなった。






二「Aは俺が好き?」



「…うん……大好き」



二「俺も。
…今は俺が大好きなAに触れてる」



「うん…」



二「怖がんなくていいから…
ちゃんと優しくするから」



「うん…っ…」






そして私達はまた唇を重ねた。




高嗣くんの手や唇が

私の身体に触れるたびに

私はビクっと震えてしまうけど、


一回一回ちゃんとそれに対して

気にかけ、声をかけてくれる高嗣くん。




だから本当に安心したし、

素直に高嗣くんを感じることができた。






二「そろそろいい…?」





高嗣くんのその合図に

うんって頷く。





さっきコンビニから買ってきただろう

大事なものをつけて、

高嗣くんは私の足に手をかけた。





二「力抜いて…大丈夫だから」






そうは言われても……




32年間生きてきて、

愛する人とちゃんとするのは今日が初めて。




力抜くとか、やり方とか全然わからない。






二「最初は痛いかもしんないけど…」





今は高嗣くんの言葉に

頷くことしかできない。





二「挿れるよ」



「んん…っ……」





ゆっくりと高嗣くんのものが

私の中に入ってくるのが分かる。






「痛っ……」



二「ごめ…ちょっとだけ…我慢して…」






思ってた以上に痛すぎて

私の目からは涙が溢れだす。





二「A…っ…
ぜんぶっ…入ったよ……」



「んん…はぁ…っ…」



二「動くよ?」





高嗣くんは優しく腰を動かし

私もさっきまで痛かったのが

だんだん快感へと変わってきた。





「あっ…たか、し…くん…っ…」





繋がったまま

高嗣くんはまたキスをしてくれた。




気持ちよくて、幸せで、温かくて、



私の意識はそこで遠のいた。








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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時

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