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風呂の準備をしてやって
リビングに戻ると
持ってきたキャリーケースを広げていて、
ふと下に目をやると
そこには何枚かAの下着があって
目のやり場に困った。
だって女の子が
こんなに堂々と下着広げる?
Aは下着のデザインとか
すっごい気にしてたけど、
俺は正直そんなのどうでもよくて…
むしろ、こんな形で
こんなふうに見てしまって
Aに申し訳なくて、、
で、謝ったら当然 泣きだすし…
ほんと分けわかんねーわ…(笑)
Aは風呂に行って
俺はトイレへとこもる。
あ〜調子にのって酒飲みすぎたわ〜
ペールギュントの朝が流れる
このトイレに入って、
すっきりしてリビングへ戻ろうとすると
裸にタオルを巻いたAが立っていた。
「たたた、高嗣くん……//」
二「ちょっと…何してんの!?」
バッと後ろを振り向いて
Aから視線をそらした。
「ご、ごめん!
シャンプー忘れて…今戻るから……//」
二「あ…そう……
うん、早く戻れ…風邪ひくから」
「う、うん!ごめんね!!」
目をつぶってる俺のわきを
Aはそそくさと戻って行った。
バタンっ
脱衣場の扉が閉まる音が聞こえて
俺はその場に座り込む。
二「はぁ〜〜〜」
もう…
バカA!!
二「こっちだって我慢してんのに……」
一瞬だけど見えたAの身体は
小さくて、真っ白で、
少し濡れてる髪が色っぽくて…
あのまま抱きしめたかった。
二「絶対に今日 我慢できねーわ……」
ひとりごとを言いながら
俺は理性を保ちリビングへと戻った。
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〜 A Side 〜
わぁ〜〜!!!//
びっくりした!びっくりした!!
びっくりした〜〜〜!!!!//
こんな格好なのに
高嗣くんが目の前にいるんだもん!//
やっぱり泊まるっていうことは
こういうアクシデントも起きるんだな…//
また火照った身体のまま
今度こそお風呂へと入り、
ゆっくりと浴槽へと浸かった。
お風呂からでて
さっきのタオルで身体を拭く。
そして下着を装着。
……で、またあることに気づく。
あれ…?
私……寝る服持ってきたっけ……?
「……!!!」
持ってきてない!!
さっきヨレヨレのジャージを出したけど
下着のことで頭いっぱいになって
また中に戻しちゃったんだ!!
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時