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あのキスをしてからしばらく時間が経ち、



高嗣くんはというと

録画していたバラエティー番組を見ながら

晩酌をしていた。




そんな高嗣くんを見て

私にはウトウトと眠気が襲ってくる。





二「A 大丈夫?もう眠い?」



「ん〜〜眠いかも…」





けどまだお風呂入ってないし

さすがにまだ眠れないよね…





二「風呂まだでしょ?
今溜めてくるから待ってて」






高嗣くんは 私の心を読んだかのように

素早くお風呂の方に行って準備してくれた。





私は持ってきたキャリーケースを広げて

寝る服を用意する。





しまった……



彼氏の家に初めて泊まるというのに

いつも着ているヨレヨレのジャージしか

持ってこなかったよ……




若い子が着るような

モコモコのルームウェアとか

可愛いパジャマとか


用意しとけばよかった……






二「Aー?
タオルとかは俺ん家の…」



「わー!!!」






突然 私のそばに来る高嗣くんに

声を張り上げる私。




だって私の目の前には

豪快に広げた下着が何枚もあったから。





しかも全然可愛くもない、

お母さん世代が履くような

お腹の上まであがる暖かさ重視のパンツ……




ブラジャーだって

シンプルなものばかり。




なんで私こんなのしか持ってないんだろう…






二「……」





私のダサい下着を見て

固まる高嗣くん。




絶対に私と付き合ったこと後悔してるじゃん!!






二「あ…えっと……
なんかごめん…」





がーーーん



高嗣くんの反応にショックを受ける。






だってこんなの、

惨めで恥ずかしすぎる……







二「え!?なんで泣いてんの!?」



「だって……」





いつの間にか目に涙を溜めて下を向く私。



ほんと涙腺弱くなったな……






二「なに!?どうした!?」



「だってぇ〜!そりゃあ泣くよ!!
高嗣くんにそんな反応されたら〜〜」



二「……は?」





は?ってなに…?


もしかして、

私が傷ついてるの気づいてないの?







「こんな女子力ゼロの下着で
高嗣くん思い切り引いてたじゃん〜!」



二「は?引いてないけど…」



「だってさっきごめんって…」



二「さっきのは……下着…
こんな形で見ちゃってごめんって意味」



「……へ?」






そ、そういう意味…?



私の下着みて

引いたんじゃないの……?





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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時

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