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玄関でワッターを向かい入れると
扉のところからひょこっと顔を出したA
まさか、
Aまでいると思わなかった…
心の準備まだ全然できてなかったのに
ワッターめ……
しかも俺の家に来といて
もう帰るって言うし…
横「ニカ」
二「…？」
横「Aのこと、頼んだ」
耳打ちでワッターにそう言われて
ドクンと心臓が飛び跳ねた。
今のどういう意味で言ったの…？
横「じゃあなA、
また連絡するから」
「え…本当に帰っちゃうの…？」
俺の前でワッターの袖を引っ張り
悲しそうな目をしてるAを見て、
なんかちょっと悔しかった。
なんでワッターの前だと
あんな可愛い顔するわけ？？
横「A…」ｺｿｺｿ
「……うん」
名前を呼んで、
コソコソとAになんか言ったワッター。
それを聞いたAは
さっきまでギュッと握ってた
ワッターの袖を離した。
横「じゃ！」
ワッターが帰っていき、
取り残された俺とA。
二「中…どうぞ…？」
「………」
やっぱ嫌だよな…
過去にそういうことがあったうえに、
この前 いきなりキスした男の家とか
入りたくねーよな……
ワッターは何考えてんだ？
二「A…ここ寒いし……
嫌かもしんないけど……」
コクって頷いて
やっと玄関まで入ってもらえた。
二「A、
この間のことなんだけど…」
「……」
二「本当にごめん！！」
Aに深々と頭を下げた。
二「謝って許されることじゃないけど、
俺すっげー最低なことしたよな…
ごめん……なさい………」
「……うん」
うん？
これは…
どういう風に捉えればいいわけ？
二「あの、さ…
とりあえず中入って？
俺ぜったいにもう何もしないし！」
「…わかってる。
高嗣くんがそんな人じゃないってことくらい」
二「そ、そっか…」
ようやく、
ちゃんと言葉にしてくれたAに
なんだか安心した。
二「あ、じゃあA、
家に入る前に風呂入ってきて！」
「え…？」
あ、やべ！！
いつもの調子で、家に上がるやつに
風呂行ってきてって言っちゃったよ…
「な、んで…お、風呂……？」
二「いや…それは……」
さっき、
せっかく少しは心開いてくれたのに…
俺って本当にバカだな…(笑)
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
