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横「ここだよ、ニカの家」
渉が指差した先を見ると
見上げるくらい高いタワーマンション
ここに高嗣くんが住んでるんだ……
インターホンを鳴らすと、
あっさりとオートロックを解除してくれた。
横「緊張してる？笑」
「……少し」
横「大丈夫だから」
渉の言葉に頷く。
渉はいつもこう言ってくれる。
高嗣くんの部屋の前につき
渉がインターホンを押した。
横「よっ」
二「ワッターどうしたの？
家に来るとか珍しくない？」
横「ちょっとな…
……ほら！」
二「ん？」
渉に背中を押され、
扉から高嗣くんの方に顔を覗かせた。
二「A…？」
とりあえずペコってお辞儀する。
私も高嗣くんも気まずい雰囲気…
横「じゃあ俺帰るから」
「え！？」
二「え！？」
この男の突然の発言に、
見事に声がハモった私達。
横「俺はだって、
ニカに別に用事ないし」
「だ、だって渉が高嗣くんのところに…」
横「大事な用事あるのはAでしょ？」
大事な用事…？
それって高嗣くんに
好きって言えってこと…？？
.
〜 二階堂 Side 〜
24時間の生放送のラジオがおわり
家へと帰ってきた。
ラジオ中にまた俺の悪い癖が出て、
俺の発言によって
世間の人に嫌な思いをさせちゃったり…
楽しかったし感動もしたけど、
とても考えさせられる仕事だった。
けど色んな人に色んなこと言われたから
精神的にも、もちろん体力的にも疲れて
すぐにぐっすりと眠ってしまった。
起きて時計を見ると18時過ぎ。
本来ならもう少しで由美に会う予定だったのに
今朝、またドタキャンのメールが入ってた。
せっかくのクリスマスだし、
久しぶりに会えると思ったのに。
でも一ヶ月前に、
俳優と手を組んで歩いてる姿を見てるから
もうなんとも思わない。
由美のことはすごい好きだったし、
俺なりに大事にしてきたつもりなのに…
こんなことを思いながら
酒をグビグビと飲んでいると
突然なったインターホン。
もしかしたら由美かもしれない…！
そう思って出たら、
俺の予感は大きく外れて
さっきまで一緒にいたワッターだった。
ワッターが俺の家に来るとか
かなり珍しい。
何かあったのかと思い、
すぐにオートロックを解除した。
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
