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.
二「………」
「………」
私が変なことを口にしたせいで
長い沈黙が続く。
「あ、あのっ！」
二「はぁ〜〜〜」
私が喋ろうとしたとき
大きいため息をした高嗣くん
な、なんでため息…？
二「A…そういうこと、
可愛い顔して言っちゃだめじゃん」
「へ！？//」
二「男なら…
みんな勘違いすると思うけど」
「いや…… で、でも！
こんなこと言うのは高嗣くんが初めてだし…」
二「……そっか」
か、可愛い顔とか…！
高嗣くんどうしたんだろ、
そんなこと絶対に言わなそうな人なのに…
高嗣くんはグビグビと
残ってるビールをまた口に運ぶ。
そして私の方を見た。
少しだけ酔ってるのかな…？
目がトロンとしている高嗣くんは
ちょっとだけ色気があって見入っちゃう。
二「A…
俺のそばにきて？」
「え！？」
二「そばについててくれるって
さっき言った…」
「そう、だけど……」
さっきよりは高嗣くんと近い距離にいるけど
まだ1mくらいは離れてる。
隣に来いってことだよね？
私は恐る恐る高嗣くんの隣に移動した。
私の心臓の音が
聞こえちゃうんじゃないかってくらい
近い距離にいる。
こんな…
狭い空間で男の人とくっつくなんて…
二「Aが俺の彼女なら良かったのに…」
そう呟いた高嗣くんは
私の唇に自分の唇を重ねた。
「……っ！」
私は反射的に
高嗣くんのことを突き飛ばした。
二「…えっ！？」
私の顔を見て驚く高嗣くん。
そりゃあそうだよ、
だって私…
今いっぱい涙流して
身体全体が震えてるんだもん。
二「A…どうし……」
「いや…こないで……お願い…」
精一杯の声で高嗣くんを抵抗する。
二「なんでそんな震えて…」
「触らないで…！」
高嗣くんがまた私に触れようと
手を伸ばしたけど、
私はその手を思い切り払い除けた。
「あ…ごめ……
ごめんね……」
また高嗣くんに悲しい顔をさせてしまった。
ちゃんと説明したいのに
…今はそれができない。
高嗣くんともっと一緒にいたいのに
…一刻も早く私から離れてほしい。
矛盾してることばっかで
こんな自分が嫌になる。
やっぱり私は、この先もずっと
変わることなんてできないのかな？
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
