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「い、今！
片付けるから待っててね！」
高嗣くんがさっき言ったように
私の部屋の中は、本や服で溢れかえっていて
ものすごく散らかっていた。
いつもはこんなんじゃないんだけど…
高嗣くんを扉の所に立たせて
私はバタバタと片づけをする。
「うわっ！！」
ドテーン！
自分の脱ぎ捨てた服で
滑って大きな尻もちをつく。
「痛い……」
二「ふはっ！！
何してんだよ(笑)」
「だって……」
高嗣くんに引っ張ってもらって
起き上がる。
二「俺も手伝うから、
スリッパ貸して？」
「スリッパ？そんなのないけど…」
二「まじ！？」
何をそんなに驚いてるの？
スリッパとか
こんな狭い部屋で履いたことないし！！
二「じゃあ家に帰ったら
この靴下捨てないとだわ〜」
「…はい？」
…なぜ？？
二「うわ、汚っ！！
いつの食器だよこれ！！」
「さっき家出る前に使ったコップだけど…」
二「なんですぐに洗わねーんだよ！
汚ねーな！！」
…いやいや、さっきだよ？？
ほんの３、４時間前だよ？？
時間なかったから洗わないでおいたけど
ちゃんとシンクの所に浸しておいたよ？？
それを…そんなに………
二「洗濯たまりすぎ！
毎日してんの！？」
「いや…溜まったらして……」
二「は！？ありえねーわ！！！」
私の部屋を見渡して
こんな感じにぶつぶつと文句を言い出した。
この人……
けっこうめんどくさいかも………
けっきょく約一時間かけて
私の部屋をピカピカにしてくれた高嗣くん
掃除しにきてくれただけじゃん……
二「あー疲れたーー
酔もさめたわ〜〜」
「あ、ありがとう…
なにか飲む？」
二「ビール！」
「さ、さっきあんなに飲んだのに
まだ飲むの？」
二「もうけっこう
時間経ったんだしいいじゃん！」
「ん〜…」
男の人を家にあげて
おまけにお酒まで出すなんて……
大丈夫かな、私………
二「……なんでそんな離れてんの？」
「…これが限界です」
高嗣くんはベッドの下のテーブルの所に…
私はトイレ前の扉の所に座った。
やっぱりいくら高嗣くんでも
二人のときは隣に行くことはできないや……
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
