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もうほんと信じらんない！
こっちは童顔なの
すごく気にしてるっていうのに！！
高嗣くんを見ると
何事もなかったように
他のメンバーと喋ってるし…
ドキドキした時間を返してほしい！
……ん？
ドキドキ？
私さっき、
高嗣くんに顔近づけられて
ドキドキ…した……？
ス「乙女さん、
ちょっといいですか？」
スタッフさんの声にハッとする。
ス「このあとの撮影なんですけど…」
スタッフさんから
撮影のことについて説明を受ける。
…今は集中しないとダメだよね。
どうやらミュージックビデオの撮影では
私がキスマイの横を走っていって
バスに乗り込む…という感じらしい。
ス「はい、ではバスの準備できたので
撮影スタートします」
いよいよ撮影がスタート
友達役のメイクさんが声をかける
メ「行こっ！」
「うん！」
その掛け声に私も走り出した。
事前に言われてたとおり、
思い切りバスに向かって走った。
監「カットカット！」
監督さんの声に
みんなの動きが止まる。
監「樹役！
ちょっと走り方ダサいんだけど！」
え！？
わたし！？？
監「ちょっとそこで
普通に走ってみてくれない？」
「はい…」
キスマイやスタッフさんが見てる中
もう一度、思い切り走った。
監「あー、だめだめ！
そんなんじゃ作品にできないよ」
ガーーーン
監督さんにハッキリとダメ出しされて
泣きそうになる。
ス「ま、まぁまぁ！
この子は急遽 我々で決めた代役の子ですし…
なんとかカバーできますよ…」
監「そうは言ってもさ〜」
監督さんとスタッフさんが
私のことで揉めている……
こんなに迷惑かけるなら
引き受けない方が良かったかも……
二「ふはっ！！
樹すっごい最高すぎない？」
北「ほんと…
数年ぶりに樹を見かけたのに
走り方そんなんじゃ笑っちゃうよな(笑)」
宮「玉の走り方に似てたね！」
藤「たしかに、似てたかも(笑)」
千「玉もあんな感じだよね〜」
玉「え〜まじ〜？」
うずくまっていると、
キスマイのみんなが笑って言葉を発してくれた。
横「少しだけ時間もらえません？
俺達が走り方の練習に付き合うんで」
そして渉も……
私は７人の言葉に救われた。
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
