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横「十何年ぶりか…
まさかこんな形で会えるなんて
思ってもみなかったよ」
「私も…
渉…デビューできたんだね」
横「もう７年になるかな、
Aも…夢叶えることできたんだな」
「うん…」
横「…ほんと変わってないな(笑)」
私の頭をくしゃくしゃってする渉の笑顔は
あのときのまんまだった。
「あ…！またあの頃みたいに
子供扱いしてる！」
横「してないって(笑)
まぁ、顔は全然変わってないけど」
「してるじゃん！！
どうせあの頃も今も童顔ですよーだ」
横「ははっ、うそうそ！
…綺麗になったよ」
「……っ…」
渉のその言葉に
深い意味なんてきっとないのに
ドキッとしてしまった。
横「あのときは…
ほんとごめんな。
ずっと謝りたかった」
フルフルと首を横に振る。
横「Aが男苦手になったのって…
俺のせいだもんな」
「ち、違うよ！渉のせいじゃ…」
渉は私の言葉を遮るかのように
私の後頭部に手を回し
自分の顔の方に近づけた。
「…！？ いやっ…！！」
私は咄嗟のことで
何があったか分からなかったけど
気づいたら渉を突き飛ばしていた。
「あ…ごめ…っ…」
横「…俺の方こそごめん。
やっぱ…まだ治ってなかったか」
「わ、渉のせいじゃないの！
これは…私の問題で……」
横「わかってる。
けど、あのときAを守れなかったのは
俺だから…」
渉の言葉に
首を横に振ることしかできない。
横「こうしてまた会えて良かったよ。
…Aがいいなら、
またゆっくりと会いたい」
渉のその言葉に
コクっと頷いた。
「残りの撮影も頑張ってね…
ふふ、制服姿 似合ってないね(笑)」
横「遠目から見たら
まだいけるでしょ？」
「うーん、どうかな(笑)」
こうして渉と二人で
教室で過ごしていると
本当に時が戻ったみたいだな。
横「なんか時が戻ったみたい」
「え…？」
横「あの頃は楽しかったな…」
「うん…そうだね……」
ほんとに…
あんなことがなければ
今でも３人一緒に…いられたのかな……
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
