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『二階堂くんの
用事って何だろうな…』



『俺達と飲んでるときに
帰るの珍しいよな〜』



『なんか慌ててたよね』





ジュニアの子が思ったことを

どんどん口にしていく。



高嗣の用事って

ホントに何なんだろう…



仕事なら絶対に

私に言ってから行くよね。





「あの…
じゃあ私もこれで…」



『え!?Aちゃんも
帰っちゃうんですか??』



「だって、高嗣がいないのに
私だけ居れないよ…」





みんなすごく良い子達だし

もう少し一緒に飲んでいたいけど…




高嗣がちゃんと帰ってくるか心配だから…





「みんなと飲めて楽しかったよ」



『…また、一緒に飲んでくれますか?』



「もちろん」



『じゃあ俺らもそろそろ帰るか!』



『Aちゃんのこと
俺送ってくよ』



「だ、大丈夫だよ?
タクシーで帰るから…」



『だめですって!』



『そうそう!
二階堂くんに叱られるから!』



「じゃあ…
お願いします……(笑)」






高嗣が置いていったお金でお会計を済ませ、


同じ方向の子が二人いたから

一緒のタクシーに乗り込み

一番最初に降ろしてもらった。





「ありがとう」



『おやすみなさい!!』





お礼を言って、

かけ足で家の中まで入る。



高嗣がまだ帰ってるわけないのに……




家の中に入ると

当たり前に真っ暗で、


分かってはいたけど、

すごく寂しくて涙が出そうになった。





ちょっと飲みすぎたかな、


酔ってるから

マイナスなことばかり考えちゃうんだよね。





酔い覚ましに

散歩でも行ってこようかな…





ラフな格好へと着替え、

自分の働く店の方に向かって歩いてみる。




本当に高嗣の家からお店まで近いよな〜




私が気づかなかっただけで、

もしかしたら何回か

すれ違ってたりしたのかな。





「はぁ…」




空を眺めながら

近くの公園のベンチに腰掛ける。




東京の空は星が全然見えないね。




そういえば、

長いこと星なんて見てないな……






?「ねぇ!」



「え?」




目を閉じていると

誰かに話しかけられた。





その人は30代後半くらいの

ちょっと良いスーツをきた男の人





男「望月さんだよね?
そこのサロンの店長さん!」



「そう、ですけど……」



男「やっぱり(笑)
俺前に一度だけ行ったことあるんだよね」





…ってことは、



お、お客さん!??





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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 舞祭組 , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:タレント
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yk717mirai - とにかく早くスカッとする結末とヒロインさんがホッとする内容が見たいです。 (2019年6月19日 23時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - ファンの子達が悲しむ,と本気で思うんなら店長じゃなくて私を彼女にしろ!と言うのはどう考えてもおかしい!なんかまるで彼女が店長だったら悲しくて私が彼女だったら悲しまない!と言う感じに見えます!イヤ、貴方が彼女でも悲しむでしょ!とも思ってならないです。 (2019年6月19日 23時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - この修羅場をすぐ抜け出してほしいです。自分が不幸だから他の人を巻き込む!なんて絶対イヤです。ヒロインさんは最後幸せにしてあげて下さい。 (2019年6月16日 0時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - 同時に早く続きが見たくなりました (2019年6月2日 14時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - 何だか裏がありそうで続きがますます気になりました!ヒロインさんには幸せになってほしいです (2019年6月2日 13時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2019年5月18日 22時

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