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電話の相手を誰だったか
言っていかなかった高嗣に対して
なんだか妙にモヤモヤする。
こんなのいつものことだし、
大抵はマネージャーさんだったり
友達だったりするんだけど……
今のは…
違う気がした。
ただの勘だけどさ……
またもやビールをグビグビと口に運ぶ。
『Aちゃん
もう一杯おかわりします？』
「あ、うん…！」
おかわりのビールがきて
それを飲みながら
ジュニアの子たちの話を聞く。
『二階堂くんから彼女ができたって
聞いたときは驚きましたよ！』
「え？どうして？」
『だってそういう話
ぜんぜん聞いたことなかったもんな！』
『聞いたことないね』
『てか初めてじゃない？』
『だから、彼女さんどんな人か
すごい気になってたんですよ！』
「…あんなカッコいい人の彼女が
こんなんで…びっくりしたでしょ？」
『え？』
何言ってんだ私……
ビール飲みすぎちゃったかな。
本音をここで言っちゃうなんて……
『何言ってるんですか！』
『そうですよ！
想像してたどおりの人でしたよ！』
『俺も！！』
私が本音を呟いた途端
ジュニアの子たちが猛烈に反発してくれた。
『二階堂くん、
Aちゃんの話するたび言ってましたよ。
まじで俺、彼女のこと好きだから…
彼女と出会えて良かった…って』
『言ってた(笑)』
『さっきだって、ここに来る前、
Aには絶対に手出すなよ！！って
何度も年押されましたからね』
『にぃにの彼女に
手なんか出すわけないのに(笑)』
高嗣がそんなことを…？
なんだ…
さっきは私に、
こいつらに手出すな〜とか言ってたくせに…
いくら後輩の年下の男の子でも、
私が他の男の人に取られないか
やっぱり心配なんじゃん…
どうしよう、
顔がニヤける……(笑)
っていかんいかん！
キモいぞ自分！！
そんなことを思っていると
慌てた様子で高嗣が戻ってきた。
二「ごめん！
俺ちょっと用事できた！」
「え？」
『え！何の用事ですか！？？』
二「悪いな！これで払っといて！」
「ちょっと高嗣…！」
二「…ごめん。
先寝てていいからな」
私達の目の前に万札を数枚置いて、
ちょっと困ったような笑顔で
私の頭をポンポンとして
高嗣は行ってしまった。
どこ行ったの…？
ちゃんと…
帰ってくるよね…？
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yk717mirai - とにかく早くスカッとする結末とヒロインさんがホッとする内容が見たいです。 (2019年6月19日 23時) (
レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - ファンの子達が悲しむ,と本気で思うんなら店長じゃなくて私を彼女にしろ！と言うのはどう考えてもおかしい！なんかまるで彼女が店長だったら悲しくて私が彼女だったら悲しまない！と言う感じに見えます！イヤ、貴方が彼女でも悲しむでしょ！とも思ってならないです。 (2019年6月19日 23時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - この修羅場をすぐ抜け出してほしいです。自分が不幸だから他の人を巻き込む！なんて絶対イヤです。ヒロインさんは最後幸せにしてあげて下さい。 (2019年6月16日 0時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - 同時に早く続きが見たくなりました (2019年6月2日 14時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - 何だか裏がありそうで続きがますます気になりました！ヒロインさんには幸せになってほしいです (2019年6月2日 13時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年5月18日 22時
