41 ページ41
.
あの派手な顔…
どっかで見たことあると思ったんだよ！
７年前も
あんな風に露出高い服着てたし、
あれ、ぜったい男と遊びまくってんだろ…
なんだ……
なんでか知んないけど
めちゃくちゃショックだわ……
やっぱ余計なこと
しなければよかったかもな。
彼女が持ってたバッグを漁る。
別にこれくらいやっても
バチ当たんないよな？
名刺入れを発見。
へぇ、セラピスト…
って、このサロンすぐそこじゃん。
千賀がここの会社のサロン良いって
けっこう褒めてた感じする…
しかも店長なんだ…
続いて携帯。
ロックはかかってるけど
ホーム画面まで開く。
どうせ、男からの
着信や通知でいっぱいなんだろうな…
二「…え！？」
ホーム画面の待ち受け……
これって…
俺？
たぶん…俺だよな？
暗い感じだけど
ベース持ってるし……
ってことは…
俺のファンなの？
覚えてんの？
７年前のこと……
わっかんねー…
じゃあ、
何でいまだに男と遊んでんだよ……
普通、
俺達みたいなアイドル応援してる人って
そんな遊ばなくね？
いや、知らないけど……
ふーん。俺のファンなんだ。
良いこと思いついたかも。
.
次の日
俺はソファで寝て
彼女より一足早く起きてシャワーを浴びた。
そして寝室を覗くと
起きて辺りを見回していた。
やっぱこいつ相当遊んでんだろ…
裸で寝てんのに、
ぜんぜん驚いてねーし。
寝室に勢いよく入って話しかけたら、
やっと驚いた顔をした。
そりゃあ、そうだよな。
好きなアイドルが目の前にいたら
誰だって驚くだろうな。
とりあえず７年前に聞けなかった名前を聞く。
A、か……
てかさっきから胸見えてんだけど…
女の裸を久々に生で見たから
けっこう理性保てるの必死だった。
けど、今の俺は
こいつと同じように
遊びまくってる軽い男の設定にしてるから。
だから、
あることないこと言って
困らせてやろうと思ってたのに…
二「俺達、けっこう
身体の相性合うみたいだけど？
…なんなら試してみる？」
彼女に手を触れようとしたとき
パシッて俺の手を振りほどき
「……最低」
そう呟いたんだ。
は？最低とか…
お前にだけは言われたくねーし！！！
ここでまた、
俺の邪心が少しだけ動き出した。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 395人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mer(プロフ) - 続きが気になります！更新待っています★ (2019年1月24日 8時) (
レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - ニカさん» いつもありがとうございます！ご期待に添える作品を書けるように頑張ります(^^) (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - sakurachibi4869さん» 待っていてくださってありがとうございます（ ; ; ）更新がんばります！ (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - にかけとさん» ありがとうございます！ご期待に添える作品かはわかりませんが、頑張って更新していきます（笑） (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ(プロフ) - 新作嬉しいです！楽しみにしていますね！ (2019年1月2日 16時) (レス) id: a5187c3540 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuuna
| 作成日時：2019年1月2日 10時
