君の笑顔１０

339 side ﾆｶ ページ9

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F「北山は…？
思ってることあるなら、
ちゃんと言えよ？」



Ki「…あぁ。」




最年長として

グループのことを一番に考えてるからこそ、


ミツには

これまで厳しいことを色々と言われた。


他のメンバーが認めてくれても

ミツにも認められなきゃ意味がない。





Ki「……いんじゃね？」



2「え、いいの！？」



Ki「何言っても
もう決めてんだろ？」



2「そうだけど…」



Ki「玉や横尾さんが言ったとおり、
お前が結婚しても、それを世間に発表しても、
俺達は何も変わんねーし、変えるつもりもない。
大切なのは、この先どうやって Kis-My-Ft2 として、
ファンに恩返しできるかだろ？」



2「いいの？本当に…？」



Ki「いいって言ってんだろ(笑)」



2「みんな…
本当にありがとう…！」




俺は立ち上がって

みんなに頭を下げた。




Ki「ただ、事務所が何て言うかだよな…」



y「社長に認められてるとはいえ、
結婚となるとね…」



F「Aちゃんの事務所の方は
交際のこと知らないんだろ？」



2「うん…
でも…必ず認めてもらうから…！」





メンバーにだって認めてもらえたんだ。



絶対に社長にも、

Aの事務所にも、

ファンの子たちにも……！



ぜったいに認めてもらうんだ！！








それから、

俺もAもけっこう忙しすぎて

すれ違う日々が続いた。




Aに全然触れることもできねーし、

俺も意地張ってたから

この前のこと謝ることもできない。




結婚のことだって、

まだメンバーにしか認めてもらえてないから

中途半端に期待させたくない。




だから…


全部おわったら…




全部がおわったら

ちゃんとまたプロポーズするから……





そのときは

今度こそオッケーしろよな…





んで、


いっぱいキスさせろ！


壊れるくらいまで抱かせろよな！！





それまで俺も頑張るから…！






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