君の笑顔１０

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ニカちゃんは

タバコを吸い終り

またベッドの中に入ってきた





2「身体辛くない？」



「だ、大丈夫…//」




昨日のことを思い出すと照れちゃうな…//




2「過去最高にイったんじゃない？笑」



「なっ！//」



2「やっぱさ〜
これ使うと反応が違くなるよな〜(笑)」




昨日使ったものを片手に

ニヤニヤして話すニカちゃん




「そ、それ使うなんてひどいっ！//」



2「俺だけの手で
壊れるまで抱けるわけないじゃん(笑)」



「に、ニカちゃんのえっち！！//」





ニカちゃんだけでも

じゅうぶんすぎたくらいなのに！//




2「てかさ、
昨日から思ってたこと言っていい？」



「な、なに？//」



2「いつまで俺のこと
ニカちゃんって呼ぶわけ？笑」



「……え？」



2「結婚したらAの名字も
二階堂になるんだよ？」



「そう…だけど……//」




そうだ……


結婚したら当たり前だけど

名前が変わって……




二階堂 A……



か…//





2「出来るといいな、子供」




ニカちゃんは

私を後ろから抱きしめ

私のお腹を擦りながらそう呟いた




幸せ……//





って………



私のお腹を擦るニカちゃんの手が

だんだんいやらしい触り方になってきた





「ちょっ！//
なにその触り方！//」



2「またしたいかな〜って思って(笑)」



「も、もういいっ！//」





昨日あんなにしといて

どんだけしたいのよ！//





2「A〜
腹減った！なんか作って？」



「う、うん！」





そういえば昨日

帰ってきてから全然なにも食べてないもんね。



ライブ終わって、

あんなに激しくしたら

そりゃあお腹空くよ……//





てかニカちゃん……




「体力どうなってんの？//」



2「は？」



「ライブした後にあれだけ激しくして…
ニカちゃんの体力ありすぎる！//」



2「俺、人より体力あるしね〜(笑)」






ルンルンでリビングに行ったニカちゃんを

後ろから布団を巻いて付いていく。





2「あっ！」




ニカちゃんがテレビをつけると

ワイドショーには私とニカちゃんの顔が……




昨日のニカちゃんの

記者会見の様子も映し出されていた




しかもライブの映像

ニカちゃんのプロポーズ

私のブサイクな泣き顔まで……//






2「Aめちゃくちゃブスだな(笑)」



「うう、うるさいな！！//」





でもこの映像を見ると

昨日の出来事が全部本当だったことが

実感させられた。







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