君の笑顔１０

357 side ﾆｶ ページ27

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2「はぁ〜〜！
やっと終わった〜！！！」




家に帰り

安心して思い切り叫んだ




「ねぇ！なんでいきなりあんな…」



2「もう〜〜
話す！話すけどさ、その前に…」



「え？……ん」




壁にAを追い込み

思い切りキスした




「ん……
な、に……」



2「俺さ〜
まじで我慢しまくってたの！！
話長くなるし、先に抱いちゃダメ？」



「だ、だめ！！
な、なんで我慢してたのかも
理由わかんないし！！」



2「は？だいたい分かんない？」



「わ、わかんない！！」



2「はぁ〜〜」





なんで分かんねーんだよ(笑)




全然納得してなさそうなAに

しょうがなく説明することに。





メンバーのみんなに

Aとの結婚を認めてもらえた後日




まずは岩ちゃんに話をした。





2「だから…
どうしてもAと結婚したい。」



岩「……」



2「ジャニーさんにも、
ちゃんと言いに行って認めてもらうから！
岩ちゃん！お願いします！！」



岩「はぁ、分かったよ…
やってみろ。」



2「ほんと！？」



岩「お前とAさんには、これまで、
色んな軌跡を見せられてきたしな(笑)
無謀だけど…今回もうまく行く気がするよ」



2「岩ちゃん…
ありがとう！！」





意外にも、

あっさりと承諾してくれた岩ちゃん。



ジャニーさんは最後だ。




今度は麗華さん…

Aのマネージャーにも話さないと！




Aと一緒の生放送当日



実は岩ちゃんにお願いして

麗華さんに、俺とAを一緒の車に

乗せてってもらうように初めから言っていた。





麗華さんにコッソリと話をする。





2「麗華さん、
生放送終わったら話あるんだけど」



麗「尊から聞いてるわ。」



2「ごめんね！よろしく！！」





Aにはバレないように

麗華さんと話をするのはけっこう難しかった。





生放送終わり




麗「で？どうするの？」



2「まずは…
Aの事務所の社長と話したい。」



麗「うちの社長は簡単じゃないわよ？」



2「わかってる。」



麗「スキャンダルを嫌う人だし、
いくらAが人気でも、
平気で解雇する可能性だってあるわよ？」




解雇……



その言葉を聞いたとき

正直、めちゃくちゃビビった。



Aがいなくて…


メンバーがいなくて……



俺一人で説得できる？




いや、説得できるか…



じゃなくて、



何が何でもしないとなんだ…！







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