君の笑顔９

328 side ﾆｶ ページ46

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しばらくしてガヤが帰った。




前に泊めてもらった事あったし

今度はうちに泊まってくように言ったんだけど…




俺に気を遣ってか、早めに帰っていった。




さすがガヤだな！！




正直なところ

この状態のAを

いつまでも見せたくねーもん(笑)





「にっかにっかにっかにっか！
ぴょんぴょんぴょ〜ん！！」



2「もうやめろってそれ…(笑)」




てかまじで俺は

この挨拶をしねーとなのか？笑




「ニカひゃんもご一緒に！」



2「え〜…」



「せーの！
にっかにっかにっかにっか！
ぴょんぴょんぴょ〜ん！！」




ためしにやってみるか…



どうせ今、Aの前でやっても

明日になると忘れてんだろ…





恥じらいを捨てて

めちゃくちゃ可愛こぶってやってみた。





2「に、にっかにっかにっかにっか！
ぴょんぴょんぴょ〜ん！！」



「………」





いや…

なんか言えよ…！//





「もっかい！」



2「え？」



「もっかい！！！」




なんなんだよいったい！//



言われたとおり

もう一回やってみる。




2「にっかにっかにっかにっか！
ぴょんぴょんぴょ〜ん！！」



「…ニカひゃん」



2「な、なに？」



「しゅきっ！！」



2「ぉわっ！」




Aが俺の胸に飛び込んできて

またもや下敷きになった




痛えし！！





「ニカひゃんかわいい！」



2「は！？」



「バニャニャほんとについてる？？」



2「つ、ついてるわ！！//」





いっつも見てんだろ！！




ってそうじゃなくて…//





2「可愛いとか…
言われたくねーし！！」



「だってかわいいもん！」



2「だーまーれ！」



「やだよーだ！！」



2「またちゅうするよ？」



「ちゅう！する！！」





んー！って

俺の方に唇を突き出してきた





やべ…


酔ってるAに

こんなこと言っても効かねーか(笑)





まぁ、でも…



俺も多少だけど、酒入ってて

けっこう良い気分だし…




このまま一回

やっちゃおっかな〜〜





とか考えていると

いつの間にか寝室の方に歩きだしたA





2「は？もう寝んの！？」




あとを追うと、

服を脱ぎだしてベッドへと入り

眠る体制にはいったし……





しばらくすると聞こえてくる寝息





……疲れてんだろうな。



朝早くからドラマの撮影ばっかだし

セリフ覚えんのにずっと起きてるし……





…ゆっくり休めよ。





Aのおでこに

チュッとキスを落とした。






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