君の笑顔８

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2「別に見た目なんて
どうだっていいじゃん(笑)」



「ど、どうでもよくない！！
こんな変な服…！//」




大人びた服装にしたから

少しだけ露出もあって

なんか軽い女みたいだし！！




「あ！！手土産！！
せめて何か手土産買わないと！！」



2「いいって、そんなの(笑)
俺の家族なんてうるさいだけだし、
全然厳しくねーから平気だって！」



「そ、そんなわけにいかないよ！！
あ！ほら、そこのケーキ屋さん寄って！」



2「はぁ〜？
もう、別にいいのに…」




なんとか歩道に車を寄せて

お店へと寄ってもらった




急いでお店の中に入り手土産を選ぶ




えっと……


ど、どういうのがいいんだ？


さっぱりわかんない……




ニカちゃんのご家族さんは何人家族？？



たしか、お姉様ご家族も

一緒に暮らしてるとか聞いたことあるような…



甥っ子さんとかもいるよね？？



甘いやつがいいのかな、どうなのかな？




……いいやっ！！


とりあえずいっぱい買っちゃえ！！




「こ、これください！！」




なんとか手土産は無事に買えた……




「お、おまたせ！」



2「は？どんだけ買ってんの(笑)」




私の手には大きい箱が2つ




「だ、だって！
ニカちゃんのご家族さん
何人かわかんなかったし！！」



2「今日は平日だから
母ちゃんしかいねーわ！」



「え……そうなの？」



2「あ〜でもたぶん
姉ちゃんもいるかな〜」




ニカちゃんのお姉さんかぁ！


ぜったいに綺麗！！


お母様もまだお若いんだろうな〜！！




「っていうか！
何でいきなり実家なの！？
私、心の準備してないのに！」



2「母ちゃんが久々に帰れってうるさくてさ〜
Aのことも紹介したかったし
ちょうどいいじゃん！」



「だ、だからって…
一言くらい言ってよ〜！」



2「たぶん驚くだろうな〜
彼女いるって言ってないし、
しかもその彼女がAって…(笑)」



「え！？
私連れてくって言ってないの！？」



2「うん、なんなら今日
これから行くっていうのも連絡してない(笑)」



「う、嘘でしょ…」



2「Aだって、俺が彼氏だ〜って
お母さん達に言わないで実家連れてったじゃん！」



「いや…そうだけど……」




か、仮にもあんまり売れてないとは言え

私はニカちゃんと同じ芸能人だよ？？




大丈夫なのかな……



反対されたらどうしよう……






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